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「優しくつながれる場所」を作るために(4)ーMBSR開催に向けて①ー

 この記事は、これから開催を予定しているマインドフルネス・プログラムや、その講師の紹介が書かれています。

 また、簡単にマインドフルネスのこと、マインドフルネス・プログラムであるMBSR(エムビーエスアール:マインドフルネスストレス低減法)のことについて理解できます。

 これまで連載してきた「優しくつながれる場所」は、マインドフルネスで実現できる。そう確信を持って連載としました。これまでの連載もご覧いただけると嬉しいです。

 「優しくつながれる場所」に関してはこちらをご覧ください。

そろそろ

 noteはどこか本腰入れないとかけない感じがあって、随分と先送りしていました。そろそろいろいろと準備をしていく時期になりました。

 Twitterでは、マインドフルネスについてつぶやくことも多くなりました。少しでもマインドフルネスというものを日常に取り入れてほしい。そう思い、意識的につぶやいていました。ちょっとうるさく感じられた方がいたら、ごめんなさい。

 マインドフルネスは、私達にとってこれまでも、そしてこれからスタンダードになるはずです。老若男女、多くの人に役立つものです。だから、マインドフルネスを知る人を増やしていきたいと思っています。

 そうは言っても、知らないものに対しての抵抗は誰でも示すもの。何か気になると思っても、なかなか踏み出せないことってよくあります。そこで、その背中をそっと押してあげる、あるいは、招き入れてあげられる、そんな機会を作ろうと思ったのです。

 マインドフルネスの水先案内人になろうとしている私が、こんなことを考えているよとか、マインドフルネスではこんなことをやっていくよっていうことをわかってもらえるような記事をアップしていく必要があると思いました。

 そして、これを読んでくださっているあなたが、「なになに??」と興味を持ってくれたり、「やってみようかな」と一歩踏み出していただけたらうれしいです。

 今後、次のようなお品書きでnoteを書くことを考えています。

・ 私のこと(この記事)
・ マインドフルネスって何?
・ マインドフルネスの効果
・ マインドフルネスストレス低減法の紹介
・ マインドフルネスストレス低減法に参加した後は?

私のこと

 はじめまして。鈴木健一です。とある町のクリニックでカウンセリングをしている、いわゆるカウンセラー(臨床心理士、公認心理師)です。最近では、弁護士さん向けのメンタルヘルス、大学の非常勤講師をさせていただいています。

 私は2020年の夏からマインドフルネスを始めました。Fujimoto Shino さんのイベントやAwarefyRelookなどを利用して、約2年3ヶ月の実践を続けてきました。Awarefyさんからのお声がけでこんな機会をいただくこともありました。

 私がマインドフルネスの8週間プログラムに参加したのは、2021年1月下旬から3月にかけてのこと。インターナショナル・マインドフルネス・センタージャパン(IMCJ)のCathy先生のクラスでした。

小さくて大きな変化

 マインドフルネスを続けていると、がらりと変わったわけではありませんが、だんだんと良い変化が現れました。その変化についてはこちらにも書いていますが、ここでも少しお伝えしようと思います。

イライラしたらすぐにわかる、治まる
 小さい娘や小学生の娘によくイライラして怒っていました。今でも怒ることは多少ありますが(あるんかい)。ただ自分のイライラをぶつけるみたいなことはなく、「パパはこうしてほしいと思っているんだよ」と伝え、ちゃんとコミュニケーションが取れるようになりました。

感謝を感じやすくなる
 雨の日は降ると濡れて嫌だなと思ったりしていたのが、雨の音に癒されたり、庭木に水をあげられなかったときに、ありがたいと感謝したり。家族が自分のためにしてくれている毎日の感謝も日常に紛れてしまいがちでした。しかし、些細な気づかいに感謝を持ちやすくなりました。こうして、いつも見ている世界がうれしかったり愛おしかったり、少し違って感じられるようになりました。

自分を労われるように
 そして、疲れているとか、緊張しているとか、気分が落ちているとか、わくわくしているなとか、自分の気持ち気づきやすくなりました。
 先日は研修講師をさせていただきました。そんな日の翌日の今、内容的に大丈夫だったのかな、変な言い方していなかったかな、と一人反省会が始まります。今までは、そうした考えがずっと続いていました。でも、いろいろ準備したし、がんばったことは事実。経験を積み重ねていけば、きっともっとよくなる。そう思い、自分の不安をなだめられるようになっています。
そうすると、気分は落ち着き、不思議となんとなく勇気が出てきます。


広めたい

 「いつもちゃんとしていないといけない」という思いと、「自分は他の人に比べて全然立派じゃない、こんなところもあんなところ、いっぱい不十分なところがある」という思いの2つがいつも付きまとっていました。それは人の心をケアする仕事をしているだけにより強まっていました。

 いまではその存在をわかっています。わかることで、一緒にいられるようになりました。その手助けをしてくれたのがマインドフルネスでした。どんな状況にあっても、こうありたい、こうあってはならないという自分の規律のようなものが時に強くなりすぎて苦しんでいる人がいます。そんな人と優しくつながれると良いなと思っています。 

 これまで約1年間、海外の先生とオンラインでMBSRのエッセンスについて学んできました。こちらも終盤に差し掛かっています(8週間プログラムの実施がこのコースの課題でもあるのです)。

 MBSRは正式なプログラムであるからこそ、マインドフルネスを体験するのに最適なプログラムです。全然瞑想も何もわからない人でも、始めたばかりの人でも、しばらく瞑想を続けて来られた人でも、あるいはMBSRを既に受けたことのある人でも、どなたでも受けていただくことができます(厳密には事前面談を設けさせていただいています)。

 現在、以下の日時プログラムの開催を検討しています。参加者の人数などの調整の上、最終決定をしていきます。もしご希望の日程にならなかった場合でも、その後も開催していくつもりですので、お待ちいただけたらうれしいです。

以下の日程のいずれかで、毎週同じ曜日、同じ時間に約2時間半行います。
① 2023年1月23日~3月13日 毎週月曜 18:30~21:00 の 8回
② 2023年1月23日~3月13日 毎週月曜 19:00~21:30 の 8回
③ 2023年1月24日~3月14日 毎週火曜 18:30~21:00 の 8回
④ 2023年1月24日~3月14日 毎週火曜 19:00~21:30 の 8回
⑤ 2023年1月27日~3月17日 毎週金曜 18:30~21:00 の 8回
⑥ 2023年1月27日~3月17日 毎週金曜 19:00~21:30 の 8回

以下の日程に加えて、2023年3月5日(日)9:00~16:00(休憩1時間含む)のオンライン・リトリートも含まれます。
国際的にも正式なプログラムのため、IMA(The Institute for Mindfulness-Based Approaches)からMBSR受講の詔書をお出しすることができます。

 そして、そのためのオリエンテーションの開催も予定しています。私がどんな人なのかがわからないと安心して受けられませんし、どのような内容でおこなっていくのかなども、直接話を聞いて納得できることもあると思います。興味があるけれども、迷っているという人や、参加するかどうかはわからないけれど、話を聞くだけでもという人でも、来ていただけたら大変励みになります。もちろんオリエンテーションはお金はかかりません。また詳細は負ってご案内します。

① 2022年11月25日(金) 19:30~20:30 ※予定
② 2022年11月28日(月) 19:30~20:30 ※予定
② 2022年11月29日(火) 19:30~20:30 ※予定

今後

ここまでご覧いただきありがとうございます。これから少しずつマインドフルネスストレス低減法(MBSR)の開催に向けて、発信をしていこうと思っています。そして理解を深めていただいた上で、オリエンテーションやMBSRに参加していただけたら、うれしいです。ご質問が受けられるように、マシュマロも始めました。どのようなことでもお気軽にご質問いただけたらありがたいです。


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