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どくしょ



職場近くの広場にて
読みかけの太宰の「斜陽」からの
ワタナベアニの「ロバート・ツルッパゲとの対話」
酒を呑みながら一気に二冊を通読
まったく毛色が違うモノを摂取することはちゃんぽんと言うべきか
ミックスピザと言うべきか
檸檬堂を呑みながら読んでいたせいもあるが
斜陽でドン底に叩き落された後のロバート・ツルッパゲは心地が良い
一人きりなのに大声で笑わせてもらった
心のヒダのような部分をくすぐられるかのような
くすぐったさと痒い所と掻くような爽快感を味わう内に
あっという間に日が暮れて締め出しをくらうまでそこに居た
やはり読書は良い
ハウツービジネスで学びや気づきを得るよりも
なんでもねぇことの面白さは格別だ
明日からその気になれる短期的なカンフル剤を打つよりも
面白い文章と美しい文章に触れる酩酊感には中毒性がある
やめられないんだよなぁ
マスク越しにニヤニヤと薄ら笑いをしている怪しい不審者なのだけれども
今年の初めにnoteをザッピングしてて著者のワタナベアニさんを発見できたことは
本当にラッキーとしか言いようがない


知らんけど




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