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広告に依存せずに集客をするために理解する必要がある「インフルエンサーの本質」

どうも、ギルドプロジェクトのカヤバアキヒコ1031です。

メディアの変革の時代

この時代はメディアの変革の時代です。
広告費をかけても十分な見返りを得られなかったり、リピートが生まれなかったり、十分な集客が難しくなってきている今。インフルエンサーやファンアンバサダーの力が大きくなってきています。

僕は広告に依存する集客が嫌いです。しっかりインフルエンサーに取り上げられて、ファンを育んでいくメディアを活用することによって集客をして事業をグロースしていくコンサルをしています。その中で大事にしている考え方を書いていきたいと思います。

引用元


インフルエンサーの本質?

メディアによって事業をグロースをしていくに当たってインフルエンサーを理解して本質を知る必要があります。

最近「インフルエンサーは終わった!いまはマイクロインフルエンサー(ナノを含む)だ!」と言う人が増えてきました。本当にそうでしょうか?

殆どの方が本質を間違って理解しています。「フォロワーが少ないインフルエンサーを束ねることでコンバージョンが上がる」という理屈はわかっていてもなぜそうなるのかの本質を知っていますか?

インフルエンサーとは

インフルエンサーとはなんでしょうか?ここでは「影響力を持つ人」と定義すします。インフルエンサーが持っている影響力はとはなんでしょう?

いいねがいっぱい付くことでしょうか?フォロワーが多いことでしょうか?コメントが多い人でしょうか?

「インフルエンザウイルスのように人から人に話題が広がっていき結果として行動を呼び起こすほどの認知を獲得できる影響力を持っている」人のことを言います。

インフルエンサーの種類


インフルエンサーにはカテゴリ分けがあります。最近ではナノインフルエンサーやマクロインフルエンサーなどの言葉も生まれています。こういった分類訳が好きな方は下記のような記事を読んでみるといいと思います。

インフルエンサーの本質について深く学ぶためにはカテゴリ分けを覚えることが本質ではありません。ポイントを抑えて理解しましょう。

ポイントは2つ。範囲と密度です。

範囲
範囲とは影響力を及ぼす範囲です。範囲が広いほど多くの人に届きます。

密度
密度とは影響を与える対象に集まっている人たちの密度です。密度が高いほど専門性や独自性確まります。※結果として扱っている商材やサービスの単価が上がることがあります。

例えばマイクロインフルエンサーというのは、影響を及ぼす範囲が狭く影響力が小さい人のことではなく「密度が濃く少数の人たちに深く刺さる話題を広げられる人たち」のことといった感じですね。

インフルエンサーマーケティングは終わった?

「インフルエンサーは終わった」というのは人がいますがそれは本当でしょうか?

それは嘘です。

「終わった」と言っている人は「効果がなくなった」という意味で使っている人が多い印象です。

実情としては、ハズレの方を引いてしまったり、期待して依頼をする内容が間違っていたというのほとんどかと思います。

ハズレを引くというのは、本当は影響力が無いのに『影響力があるように見せかける数字を持っている人』が現れはじめたので、ハズレのインフルエンサーと出会った人が結果に落胆して「インフルエンサーは終わった」と言っているのだと予測しています。

インフルエンサーの影響力を真に高めているもの

本物のインフルエンサーというのは人から人に話題と行動の喚起や認知を伝えていける人たちというのが本質です。

その中でも影響力を増して行くのはどんな人たちでしょうか?

それは『コラボレーションとレイヤー化』をしている人たちです。

コラボレーション

コラボレーションとは影響力を持ったインフルエンサーが互いの影響力を掛け合わせて影響力を増幅させて行く行為です。

海外のヒップホップのコラボとかフューチャリングのようなものと言えばイメージが付くでしょうか?


コラボレーションをする上で知っておくべきことがあります。

「この層を狙いたいから今の既存のフォロワー(や顧客)と違うターゲットにリーチしたい」という希望で始める場合は結構無理ゲーだということです。

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コラボレーションはインフルエンサーの先のフォロワーの共通項が大きいほど掛け算の効果が出ます。

コラボレーションというのはファッションブランドでは必須と言っていいくらいの武器です。

NIKE、adidasなどシェアを持っているブランドとVUITTONやGUCCIなどのハイブランドやoff-whiteなどのイケてるストリートのコラボレーションは共通項となるフォロワーやファンが多いのでプレミア価格が付いた限定スニーカーが飛ぶように売れるような動きをしたりします。

日本を代表するのが、僕が愛してやまないユニクロはUniqlo U(ユニクロ×元エルメスのデザイナーのクリストフ・ルメール)とコラボして多くの人に対してリーチする販路の影響力×ラグジュアリーブランドのハイセンスな影響力をうまく組み合わせてコラボレーションしてヒットを飛ばしています。

このコラボレーションを抽象化して考えると分かりやすいでしょう。

レイヤー化について。

インフルエンサーは影響する範囲が大きくなればなるほど末端のファン層への拡散力は大きくなり代わりに密度が下がり行動に繋がる影響力は落ちるというジレンマを抱えることがよくあります。

このジレンマはレイヤー構造に影響力を束ねることによって非常に強力な武器になります。

影響力が強く影響範囲が広く密度が薄いインフルエンサーと影響範囲が狭く密度が高いマイクロインフルエンサーを組織化し影響力をアンプのように増幅させることによって大幅に影響力が強化されます。

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レイヤー化は影響力の範囲が広いインフルエンサーと範囲が狭いマイクロインフルエンサーを組織化して発信することにより影響力が増幅され強化される。

これは会社組織にも同じことが言えそうですね。
社長さんの顔はみんな知っていて尊敬しているけど多くの社員はその社長さんと話したこともないしどんな人かもわからない。

社員は部長や課長というマイクロインフルエンサーに社長と会社のブランドやミッションを伝えられて影響を受けて営業や広報や製品づくりをしていきます。すると会社全体として大きい影響力を持つことができますね。

実際のケーススタディ

ジャニーズ

吉本興業


UUUM


ワールドトリガー


ヒプノシスマイク

まとめ

これがインフルエンサーの本質を捉えたメディア集客の極意です。

僕はメディアグロースモデルと名付けています。

◆メディアグロースモデル サンプル

広告費に頼る集客ではなくファンを作り年々影響力を持っていきたいと考えている経営者やマーケターの方にぜひ知っておいてほしいです。

※諸説あり
#メディアデザイン
#メディアグロースモデル

ちなみに

この枠組みを見てこれを意図的に作ろうとすると失敗するかファンから何かを搾り取る「ヤバい商売やってる!」と見られることも多いです。


体的にどういうことかというと。数字のマジックを使っている見せかけのインフルエンサーたちの存在です。



『相互フォロー歓迎』

『フォロバ100%』

『リプ欄開放!みんなでフォロワーを増やしましょう!よーいドン!』

『私はSNSで月収〇〇万円稼ぎました!』

『GAFA出身で独立、キャリアからの学びを呟きます』

『SNSの必勝法教えます!』

『いいね切れしました!もっといいねが押せればいいのに!』

『今月のインプレッションはこれ!(アナリティクスの画像)』

上記のような一時期流行った情報商材屋さんの煽り文句みたいなプロフィールやSNSの投稿みたいなプロフィールを書いている人たち見たことないですか?



こういった方に多いのですが(※注意中にはちゃんとしている方もいるし、ネタでやっている方もいます)本来は健全にいいねやコメントでコミュニケーションをする結果としてのフォロワーやいいねやコメント数を『数字だけドーピングしてインフルエンサーになりすます』人がいてます。

こういう手法を用いてインプレッションやエンゲージメントをお化粧している方は、実態の無いオンラインサロンや再生数がやたら多いけどなんかきな臭いYouTubeなどをやっていたりします。

本質はスタバの戦略のような目の前のお客様に最高のサービス(やコンテンツ)と体験を提供することです。

【スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?】という本に詳しく書いてあるので興味がある方は読んでみてください。

結果。インフルエンサーを巻き込んだ企画をして事業をグロースするためには、最高の仕事をすることにコミットする事。それだけですね。

以上です。

図解ができました!

僕が大好きでファンな山田太郎さんに図解noteを作っていただきました!

ありがとうございます😭

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