〔台湾シナモンリーフ〕活用レシピ4選Vol.2
前回は、桂guiの人気商品である〔台湾シナモンリーフティー〕および〔台湾シナモンリーフティーパウダー〕の2種類を使用したレシピを紹介しました。今回も引き続き、こちらの2点を活用した簡単アレンジレシピを紹介していきたいと思います。
1. 台湾の国民的ジャム〔台湾シナモンリーフの奶酥醬(ナイスゥジャン)〕
日本ではあまり馴染みのないこの奶酥醬(ナイスゥジャン)、台湾では朝食屋でトーストを頼む時のフレーバーで必ず登場する人気の国民食の一つです。中国語で「奶」はミルクを指し、「酥」はサクサクとした食感を意味します。そしてこの「醬」はソースやペーストという意味を持つので、直訳するならばサクサクとしたミルク風味のジャムとなるでしょうか。
もっとも伝統的なフレーバーはプレーンで、粉ミルクに砂糖とバターを加えてブレンダーで満遍なく混ぜるだけで簡単に作れます。この粉ミルクとバターの配分比率がサクサク度合いを決めるポイントです。桂guiでは、ここにさらに台湾シナモンリーフパウダーを加えて、ほんのり大人の苦味も感じられるふんわりシナモン香る奶酥醬を作りました。萌葱色がクリームの色味をより深みのあるものにしてくれていますね、見た目も美しいジャムです。
2. 秋の長夜のお供に〔台湾シナモンリーフのホットムーンミルク〕
台湾シナモンリーフパウダーの色味はなんとも形容し難い美しい色をしています。温めたミルクにお好みで黒糖、砂糖、メープルシロップや蜂蜜などをお好みで加え、そこにパウダーをひとつまみ入れてかき混ぜます。良い具合に混ざり合ったら、仕上げに上からパウダーを適量まぶします。
しばらくすると、パウダーがミルクので分散して、まるで月面の模様のようになります。ほんのり香る淡いシナモンの香りは秋の夜にぴったり!おしゃれなフランス映画を見ながら、ムーンミルクを片手に秋の夜長を楽しみましょう。
3. チョコに隠れた大人の味〔台湾シナモンリーフチョコ〕
こちらは今年台湾のチョコレートブランド「KIN CACAO」とコラボレーションして生産された「台湾シナモンリーフダークチョコレート」です。シナモンリーフの自然な甘さを最大限に引き出すため、砂糖の使用は最低限に留めて素材の味を生かしました。ほろ苦いカカオの風味の奥に、ふわっと漂ってくるマイルドなシナモンの香りがクセになる商品です。
これからの季節、温かいミルクに混ぜてホットチョコレートにしても風味がより一層際立ってお楽しみいただけると思います。主張が激しすぎない、ほんのりとした繊維なシナモンリーフの香りを思う存分に楽しめるアイテムです。
4.スープに彩りを〔台湾シナモンリーフ団子〕
台湾では毎年「元宵節」という節句の日に、団子入りのスープを食べる習慣があります。今回は、そんな団子の皮の方に台湾シナモンリーフパウダーを使用しました。落ち着いた緑色の団子はまるで翡翠のようでとても美しいですね。シナモンの香りも強すぎず、他の食材の邪魔をしないのでとても合わせやすい食材だと思います。中にしょっぱい具材を詰めても、甘い餡子を包んでもどちらの食材にもシナモンの香りはマッチするので不思議です。
まとめ
以上のように、台湾シナモンリーフは甘いものからそうでないものまで、多様な料理に活用することのできるポテンシャルの高い食材です。一般的な樹皮で作られるシナモンとは香りが全然違うのでまずは台湾シナモンの香りをもっとたくさんの人に知ってもらえればなと考えています。
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