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もう一度観たい!

子どもの頃、黙って目に入ってくるスポーツは、父が観ていた「野球」か「ボクシング」でした。当時は「相撲」も観ていたような気がするけれど、子ども心にスポーツと認識できるまでにはまだまだ無知で、意味も解っておりませんでした
父が観ていたスポーツ番組からスポーツに目覚めることはありませんでしたが、アニメ『新・エースをねらえ!』(1978年)を観るようになるとすぐに「テニス」に夢中になり、将来は自分も岡ひろみのように憧れの先輩を眺めて青春するものと信じて疑わなかった

そう、わたしは「コートではだれでもひとりひとりきり・・・・」ではなく「泣きたいときはコートで泣けと~」で育ったのでした ⇐ どうでもいいけど・・・・

そして次に興味を持ったのが「バレーボール」でした


『燃えろアタック!』

あ、お、ぞ、らに、浮かぶ白い、く、も~♪

こちらは『がんばれ!レッドビッキーズ』と『それゆけ!レッドビッキーズ』の間の番組で、同じように劇中アニメが差し込まれたりして、主役が高校生でありながらも、子どもの興味をひくドラマでした。1979年~でしたから物心がつき、友情やら親友という言葉に憧れを抱いたころでした

笑顔が素敵な荒木由美子さん

主人公は「小鹿ジュン」。名前もさることながら、彼女の髪型に憧れ、七五三のために髪を伸ばしていたわたしは毎朝「ジュンにしてくれ」と母親にねだったことを覚えています⇐「バサバサするからダメ」と、やってはもらえず、いつもぎっちりとツインテールだったけど

話の内容は詳しく覚えているわけではないのですが、高校バレーのスポ根もので、果ては「オリンピックを目指す」という内容だったかと思います。主人公のジュンはなにかの事情から実の母親とは離れて暮らしており、簡単に会えない状況にあった気がします

アクロバットじゃないのよ、バレーなのよ

このドラマで一番印象に残っているのは、必殺スパイク「ヒグマおとし」でしょうか。人間がなにもないところからジャンプして、なおかつあの背の高いネットの上で回転してボールを叩きつける…という荒技! 大人になったらあんな風に「空中で回転できるのか~」と、夢見たものでした

*もちろん普通の人は空中で回転はできませんし、実際バレーボールの試合で「回転レシーブ」は目にしても「回転アタック」は見たことがありません

のちにこのスパイクは「Wヒグマおとし」と2枚看板になり、親友とふたりで回転スパイクっちゃうんだよね~。ヒグマ…というのはおそらく、主人公が北海道の牧場出身ゆえのネーミングだったのではないかと推測します

しかーし、

このふたりが親友同士だったはず

占いを得意とする親友が、番組中盤辺りから、もう「Wヒグマおとし」をふたりではできない…とかなんとか言って、ジュンを避け始める。ジュンはいつまでも仲良しこよしでいたかったのに、親友は「それでは駄目だ、占いに出ている」的なことを言って、別なひとと「Wヒグマおとし」をやるんだよね~。子どもながらに「なんで、なんで?」って思った
でもって、ジュンはスランプになり、まぁ結果新しい技を身に着けていく…流れになっていくんだろうけれど、この辺から記憶が曖昧で、最後まで観ていたのかが定かではない(飽きちゃったのかな?)

とにかくスパイク時のジャンプの高いことといったらなかったのよ!
でも実際、自分が中学生になって、授業で「バレーボール」をやることになると、まざまざと現実を知るのね・・・・( 一一){え、そんなに高く飛べなくね?

そんなになるまで夢みちゃっていたのね、わたしったら、本当に無邪気すぎるったらないわ。加えて言うなら、テニスウェア! 短すぎるのよ、スカートが!! スコート見せるためのかたちなの!!?って感じで、入部体験もせずに挫折して行ったんだわ・・・・(たゆの黒歴史)


占いを得意とする…という親友の特徴を覚えていたのには、彼女の持ってる星座版みたいな、占いをするくるくる回すやつ(ホロスコープ?)が欲しかったからなんだけれどね。この頃からそういうことには興味があったのね。「占い師になりたい」と思って、タロットカードを買ったのはこの頃なんだわ。難しくて(子ども過ぎて)ついて行けずに放置してたけど・・・・

無邪気な頃はそれこそ、なんにでも興味があって、とりあえずなんでもやってみる好奇心旺盛な子だったのよ。でもいつの間にかフェードアウトして、なんでも諦めが早くて、とりあえず挑戦することすら「無駄な時間」くらいに思う陰キャになっていく・・・・

腐ったミカンになっちまっただ「(ノД`)・゜・。


でもね、

わたしこのドラマに出てる女優って、リアルタイムで知っているひとがまったくいなかったのよ。主演の彼女の活躍も知らない(歌手とか、旦那とか、親からの情報ばかり)・・・・と、思っていたら?

TOP画の右から2番目

な~んと、三原じゅん子さんがいたのよ! Σ(・ω・ノ)ノ!{当時は知らなかった
けど翌年、彼女は『GO! GO! チアガール』で主演を果たすんですが、この頃になるとほらわたし、聖子ちゃんとかトシちゃんの世代だからね、こちらのドラマには、甲斐智枝美さん、島田歌穂さん、日髙のり子さんと、リアルタイムで見知った名前が連なってくるわけ

でもこのドラマで公開恋愛して、干されてしまうのよね

子どもの記憶は曖昧で信用ができないけれど、わたしのアイドルの記憶は『ピンクレディー』のあとは1980年あたりから確かなものになっていくんだなぁ・・・・


あ、関係ない〆になっちゃった・・・・(;^_^A






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