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子供が出来た途端に価値観が変わった話。

結婚、妊娠、出産とライフステージの駒を進めながら、少し寂しいなと思った話を少し。

私は30歳の時に入籍しました。
お酒を飲むことが大好きな私は独身時代は毎日のように飲み歩くのが趣味。
独身貴族の仲間とお洒落なお店に行っては飲む、というのが本当に楽しくてへべれけになって帰路に着くのが日課でした。

かつてより、結婚に憧れ子供が欲しかった私。
会社の人が妊娠をして、大きくなったお腹をさすりながら、お腹が大きくなると息が上がるな~とか言って「よいしょ。よいしょ。」と言いながら職場内を歩くその人を見るのが本当に辛かったです。
当然彼女は幸せの真骨頂にいて、みんなにそれを伝えたかったのだと思いますが、中には妙齢になっても結婚や妊娠が思うようにいかないことで焦りやストレスを感じている私のような人がいること。
もうちょっと配慮してもらえないかな?そんな風に思い、職場の子との酒の席では愚痴をこぼしたりもしていました。

育休中の身であるものの、職場の仲間とは今でも連絡を取り合っています。
…が、子供が出来たことによって、以前は価値観がぴったりとマッチしていた職場の子たちとはビックリするほど考えが変わってしまいました。

「〇〇さん、妊娠したらしい。正直、仲が良くない人の妊娠報告ってリアクションに困る。」

「〇〇さん、この間の会社の表彰式に子供連れてきてたんだけど。」

以前の私だったら、同調できていた話だったと思いますが、環境が変わってしまった今、そんな風に言わなくてもいいのになぁ。
私も今後会社の行事には何があっても子供は連れていけないな。

そんな風に思う一方で以前の私ならおそらく一緒になって愚痴っていただろうと思います。
ですが、子供を持った今思うのが、会社の表彰式にまで子供を連れてこなくちゃいけない環境って辛いなと思います。
(誰か子供を見ててくれる人がいなかったのかもしれないし・・)

しかし母親になった今。
「そんなに嫌なら放っておけばいいのに。」
と思ってしまうものの、
その反面で、目の前で繰り広げられるハッピー全開の茶番は見せびらかしにしか思えないという気持ちも理解ができます。

立場が変われば考えが変わる。

きっと私が義母に対して愚痴をこぼしても、

「ぐーちゃん、なんでそんなに怒っているんだろう?放っておけばいいのに。」

そんな風に思われているんだろうなぁ~と感じたエピソードでした。

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