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食糧と人類 ~飢餓を超越した大増産の文明史〜

こんにちは!

今日は、「食糧と人類」という人間にとって無くてはならない、食糧という観点からの歴史について、学んだ事、感じた事をアウト
プットしたいと思います! 

⚠文明史は非常に諸説あるもので、私の解釈も間違っているところが多々有ると思いますので、個人の感想として読んで頂けたら幸いです。

結論から述べると、この本は

「危機に対する人類の知恵と創意工夫を
学べる教材」だと感じました。

特に「流れを抑える重要性」、「物事に対する正の側面と負の側面」についてよく考えるきっかけになりました!

以下、内容を述べていきます✨

1.全体観について

狩猟採集生活

農耕牧畜生活

都市生活

食糧と人類より

ざっくり言えば、生活スタイルが狩りの時代から、農耕に移り変わり、更には現代の
都市型生活に発展していく、その過程での
人類の営みを追っていく物語です✨

2.狩猟採集社会から農耕牧畜生活へ

なぜ、人類が狩りから農耕に移ったのか、
それには大きく3つのトリガーがあります。

それは、「道具、火、言葉」 です
特に、火を扱えるようになったことで、

物質からエネルギーを取り出す。
食品(生肉、魚)を加工、調理できる。
干物など、食糧の保存ができる。

また、人々が火を囲って集まる中で
自然と役割が出来て、コミュニケーションを
取る必要が生まれてきた。

加えて、食料を加工出来るようになったおかげで、食事にかかる負荷が減り、消化しやすくなったおかげで、ヒトの脳の発達が促されたという側面もあるようです。

そのような、出来事をトリガーにして、
人類は食糧を貯蔵出来る農耕へ徐々に
舵取りを変更していくようになりました。

感想:今まで教科書等で、人類の発達史年表を
見て、そこに「道具の使用」とか、「火の使用」みたいな事実を見て、「ふーん」と
ただ、何となく思っていただけでした。

しかし、事実の背後にある物語を見ることで
その事実が「実は凄いことなんだ」と流れを抑える事の大切さを知ることが出来ました!

今回の例で言えば、火を使用できるようになった事をきっかけでそこから数珠繋ぎみたいに、食糧の加工や人々のコミュニケーション、脳の発達にまで繋がり、大きく文明が変わっていくきっかけになった事です。

このような、書いてある事実の背景や他人が言ったことの背景を理解する事に努める事。

それが、その物や人をより深く分かろうとすること(分かるではなく)に繋がるんだなと思いました☺

3.農耕生活と都市型生活の功罪

ここからは、農耕生活、都市型生活による
人類の功罪についてまとめていきます。

<農耕生活の利点>
「良い点」
・安定した食糧の確保、貯蔵
・定住して人口が増え、集団、組織として
    大きくなる→その結果文明が発展 etc…
「悪い点」
・穀物に依存した栄養バランスの悪さ
・疫病や虫病の発生
・土壌中への養分の補給 etc…

食糧と人類より

農耕生活により、人類は確かに食糧を自分達で増やす事が出来るようになり、その結果
人口が大きく増加してきました。

しかしながら、その中で作物を育てるための土壌中の栄養分のの確保に四苦八苦したり、
疫病や虫害に苦しめられてきました。

そして、その度に土壌の栄養分を補給するための肥料を確保するための方法を確立したり、虫害に対抗するための農薬や、耐性を持つ遺伝子組み換えの技術を発展させました。

このように現在の食生活に至るまでに、長い人類と自然との戦いが行われてきたと考えると何だか凄く感慨深い気持ちになります。

そして、現代でもこのような問題は解決しているわけでなく、絶妙なバランスの上で成り立っていると考えると、食事という営みは、地球や自然と地続きというのも凄く実感として湧いてくるように感じました。

そして、今回はこのような食糧を巡る問題でしたが、物事には必ず良い面があれば悪い面があるという事を学べたと思います。

良い面という物事の一面だけで判断するのではなく、その裏の悪い面もセットで見ること、そしてその中でどのような選択をとっていけるか、よくよく考えていきたいと思いました!

⒋まとめ

まとめれば、今回の本からは、「物事の背景を理解しようと努めること」、「物事の良い面、悪い面の両方を見ること」の大切さを学べました!

前回の記事で述べた、自分の学びたいテーマを決めたことで、以前より意識的にアウトプットをしやすくなったのも実感出来たので、もし良ければこちらも読んでくれたら嬉しいです✨

最後まで読んで下さりありがとうございました!☺


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