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限りない癒し・その4

青い空を見ていれば何もいらない。
なんて時代はとうに過ぎた。快晴のすがすがしい空だけでは気分が晴れない時もある。

The Melody at the night with you、スロージョギング、ひとり飲みときたら、「限りない癒し・その4」はローストポークときゅうりのQちゃん作りだ。ビーフでないところが慎ましい。ゆっくり低温で焼くからほろりとくずれ、ナイフはいらない。調理もいたってシンプルだ。

肩ロースを塊で1キロ。底面に5,6箇所切り込みを入れ、ニンニクを詰める。表面に塩をまぶす。寸胴にオリーブオイルを入れ肉の片面を焼く。ローズマリーとローリエを加えて鍋にふたをして140度オーブンで3時間。終わったらフライパンに取り、オーブンを280度に上げて5分程度。表面がカリッと来たら出来上がり。かかるのは時間だけだ。
この料理で最もウレシイのは良質のブイヨンがなべ底に残っていること。スープなどに入れるだけで最高。

何年か前に正月料理として実家へ持っていき、大勢で楽しんだローストポークだったが今では家族3人で1キロ、毎回残ったことがない。香草の香りと薄い塩味だけなので、そのままでももちろんだが、アリッサなど普段使わないようなペーストをつけても変化がつく。ワインも1本では・・・。

肉料理は作っても食べてもストレス解消に効果がある。豚肉のビタミンBで疲労回復などと言い訳はいくらでもつく。

肉に偏ってはいけない、と思って作ったわけではないが、コロナ禍たまたまyoutubeできゅうり12本を使ったキュウちゃん作りの動画に出くわした。スーパーの漬物コーナーでも安い部類だとは思う。だがなぜか無性に作ってみたくなった。12本はさすがに多い気がして、半分の6本でトライ。きゅうり以外は塩もみする塩、しょうが、しょうゆ、酒、酢、砂糖、鷹の爪、以上。冷蔵庫で3日目くらいがベストか。すでに3回作った。

自身が作る食べものは美味しく感じるというが、美味しいのだ。ポークはほろほろ、きゅうちゃんはぽりぽり。
「食べられる」健康に感謝。

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