『青』

漆黒を淡く灯す一滴の露

なんという青

それは歌っている
それは泣いている
それは叫んでいる

生と死
出会いと別れ
喜びと哀しみ
全てがここに在る

永劫の輪舞の中で
限りある生命たちが燃やす炎

余りに美しい
余りにも儚い
余りにも愛おしい

なんという、青よ……
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