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宝物館

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アッシュのココロの宝箱✨
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2023年1月の記事一覧

今、正直に生きる

最近、何だか妙に落ち着いた毎日が続いていた。 これまで自分を突き動かしてくれていた「欲求」のようなものが、今年に入ってから全く湧いてこなくなっているのに気付く。 年始に実家で犬と遊んだりお墓参りに行ったりして、そんな時間が自分の中にある根源的な不安を少し緩和させてくれたからなのかなと、しばらくの間は割と肯定的に捉えていた。 一方で、無気力な状態と表裏一体のような気もして、少し可笑しくなる。 いつの間にか「休みの日に休息をとる、ゆっくり身体を休める」という至極当たり前の

大丈夫を描きたい

まずは、見つけていただき ありがとうございます。 もうすぐ2月ですけど note書き初めになります ^^ゞ 今年もよろしくお願いいたします。 最近、ありがたいことに 対面で色々な感情に 触れる機会が増えました。 私の場合、当然自分の感情も グラングランです。 そこで 大切な言葉のひとつを、描いてました。 帰宅すると 部屋の隅を拭き出したり (キレイにしたい!訳ではなく) 野菜を刻み始めたり (何かを作りたい!訳ではなく) こうした絵を 描くことだけに集中して 何も考えない

ドラえもんの名言と「少年時代」を想う 〜 「少年時代」 井上陽水

田舎は時間の流れが相対的に緩やかである。 そんなことを、都会にいる現在から少年時代を振り返ってみると強く思う。 田舎はなんといっても空が広い。雲がゆったり流れていて、鳥も心なしかゆったり翼を広げている。車の量も少ないし、バイクの音もしないし、電車も小学3年の時に廃止になったので電車の音も踏切の音もしない。 周りの空間の広さ。そして音。それが時間の緩やかさを感じさせる要素だったのかもしれないと思い当たったのだった。 さらにもう一つ。 大人になった現代の3年間と中学時代

朝、ポテサラサンドイッチを食って思ったこと

朝早くから料理をよくします。生きるために腹に入れるものを自分で作ります。こんな当たり前のことをずっと繰り返しています。こんな当たり前のことの出来る自分を幸せ者だと思っています。 暗い話は好きじゃなく、お涙頂戴も好きじゃない。 なのに、母、兄の事を考え出すと暗く辛い思い出ばかりが湧き出て来る。 「人の運とか不運とかを考えることはずっと前に止めてしまった」と、どこかの記事に書いたけれども、やっぱり残念ながらこの運、不運はこの世に存在する。 昨日の10時5分からNHK『dear

静かに、時は刻む。

一秒、一秒。 まるで、心臓の鼓動の如く。 時は、刻まれて行く。 辛いと思う時の、永いと思う事。 何時の間にか、こんなに歩いた物だとびっくりもする。 今になって、思う。 忘れてしまったが、楽しいと思った事もあったはず。 人間は、愚かな者だ。 まるで、自分だけが被害者の主人公の様に、思ってしまう。 全て、 生まれる前に、自分で決めて来たと聞くと。 愕然とする。 人生、今更引き返すには、遠すぎる。 ここまで、来たら。 後戻りは、損な気もする。 一歩、一歩、 歩くとするか? 秒

【小説】星を拾った (577字)

目が覚めた後、星を拾ったとつぶやいた。 理由が分からず、首をひねる。そんな夢を見たのだろうか。思い返してみても、心に何も浮かばない。 起き上がって、顔を洗い、うがいをして服を着替えた。寒い朝で下着だけになるとくしゃみが出る。素早く着込んで、外に出て歩き出した。まだ夜は開けていない。東の空がうっすらと茜色に染まっていた。 星を拾った。歩きながら、そう呟いてみる。やはり何も分からない。気にしないで、歩き始めた。冷たいけれど早朝の澄んだ空気は心地良い。歩きながら深呼吸をして、吸

結構毛だらけネコ教養だらけ

実社会で、副業についてぼちぼち話が出る わたしの違和感を吐露してみる 読書をして、知識を得て それで教養が身についた でも、お金にならないから無駄なこと この発想で選択するのはどうかと疑問に思ったり 役に立たないかもしれない知識こそ 教養が存在しているように思ったり 気持ちが豊かになるじゃん 嬉しさも悲しみも、込み上げてくるというか 昨日みたいに寒風が吹き荒れる 一方向からの強い風と、雲の動きが早い 理科で習った等圧線を思い出し 「強い寒気が南下してる」寒波を体感する