見出し画像

働く外国人に笑顔を、働く喜びを

こんにちは。GTNの稲村です。社会的に意義のある仕事をしたいとGTNに入社してもうすぐ4年になります。

GTNの企業理念である、「外国人が日本に来てよかったをカタチに」を実現するために日本人の目線で思うことを綴っていこうと思います。


まだまだ高い"日本"生活の壁 

先日、気になるデータが日経新聞に掲載されていました。外国人労働者に関するデータについて、特定技能・技能実習・留学生アルバイトなど様々な切り口から成る10個のTopicで提示されています。

Topic3を見て、ドキっとしてしまいました。日本の未来において労働力の確保が必須の中、「外国人労働者は意外と日本を選ばない」ということは耳にしていましたが、このようにデータにされると軽視できないなと。

賃金が魅力的でないという原因は確かにあるかもしれませんが、Topic10の共生・環境整備について。人種差別ともとれるようなことが未だに起きていることに対し危機感を感じます。

GTNはTopic10にある保証人がいないという課題、外国人だからNGという課題を解決するため 外国人専門の連帯保証人代行会社として 全国の不動産会社様と環境整備に努めています。
携帯電話についても 外国人専門の通信会社として 口座開設なしでの契約を可能にしました。

しかし、まだまだGTNのサービスが全ての外国人に渡っていない現状があり、このようにデータとして表れてしまうことに 私たちはもっともっと頑張らないといけないなと思っています。

もちろんGTNだけで実現できることではありません。多くの方のご協力が必要です。日本に来て嫌な思いをする外国人の方が一人でも減ることを願って、できることから始めたい。そのためにnoteで発信して、GTNの想いに賛同頂ける方を一人でも増やしたいと思っています。

29%の外国人従業員が就業後のサポートを求めている?!

上述の日経新聞のデータのように、外国人従業員にとってお部屋探しは日本人が探すようにうまく進まないことがあります。そのため、法人契約をして社宅として提供をしたり、一緒に部屋を探してあげる企業は多いと思います。

それでは、就業後のサポートについてはいかがでしょうか。ここで、2017年に就職みらい研究所がまとめたデータを引用させて頂きます。

【質問】日本で就職する際、長く働けたり活躍できたりするような、日本企業の取り組みとして良いと思うもの
【回答】生活面も含めて相談できる体制を社内に整備する(上司・先輩が丁寧に仕事をサポートするなど)

この項目を留学生の22.7%が選択。一方で元外国人留学生(就業者)では29%が選択。

出典:外国人留学生の採用・就職に関するデータ集 2017年度版https://data.recruitcareer.co.jp/study_report_article/20170628002/

ここで注目すべきは、留学生の比率より就業した後の元留学生の比率が高くなっているという点です。留学生として、ある程度日本での生活をしている方でも就業後のサポート体制をより求めているというのが読みとれます。

もし自分が逆の立場だったら....もし家族と離れて韓国で1年留学したのち、そのまま仕事をすることになったら....(最近韓国ドラマにはまっているものでw)相当心細いですね。

日本ではOKなことがNGだったりすることに気づけなくて苦労するかもしれない。病気やケガの際、どの病院が良いのかわからない。現地を理解している日本人が近くにいてくれて、些細な事でも相談できる環境にあるといいなと思います。

相手の立場になって考える・想像するということ。それが受け入れ側にまず必要なことかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?