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いい街には、 いい祭りがある

第36回南越谷阿波踊り

埼玉県の南東部に位置する越谷の夏の風物詩。毎年70万人以上が来場する日本三大阿波踊りである。

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今年で36回目、祭りの生みの親は、ポラスグループ創業者の中内俊三さん。住宅会社として、日頃からお世話になっている地域への恩返しと新たに移り住んできた方々に、街に愛着を持って住んでもらいたいとスタートしたもの。

一企業の声かけから始まった祭りということで、当初は運営も難航していたが「いい街にはいい祭りがある。祭りは街を好きになるきっかけだ。」という想いは街の賛同を徐々に得ることができ、自治体、商店街、行政からなる実行委員会が組織され、越谷の街のお祭りへと成長した。

誰でも楽しめるのが阿波踊り

「通りでの踊りは4会場。ステージは2会場。駅前にも演舞場を2会場設け、前夜祭も含め3日間、お昼から夜まで街は阿波踊り一色になります。本場徳島の連、越谷の連や各地の連を時間たっぷり見ることができ、阿波踊りには珍しく演舞のスケジュールがあり、見回りしやすいことが特徴です」
(青柳さん)。

手を上げて足を運べば阿波踊りと言われるように、誰でも楽しめるのが阿波踊り。見に来てくださったお客さんが、仲間と一緒に踊る気持ち良さを自分も味わいたいと思える祭りにしたい」(野田さん)。

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2015年から阿波踊りが、市内の一部の中学校の体育祭演目に取り入れられ、教育の現場にも浸透し始めている。これからは若い世代の活躍も期待でき、ますますの成長が楽しみな祭りである。

第36回南越谷阿波踊り
日時:2020.8.21(金)~8.23(日)
場所:新越谷駅(東武鉄道)・南越谷駅(JR)周辺
詳細:https://www.gtfweb.com/jp/pickup/minami-koshigaya.html

今回インタビューに答えてくれたヒト
(一社)南越谷阿波踊り振興会
会場運営委員会 委員長 野田 将樹 さん ( 左下)
広報委員会 副委員長 青柳 孝二 さん ( 右下)

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※このインタビュー記事は2016年にGTFガイドブックに掲載したものを加筆修正しました

「祭り」の伝統を次世代に繋ぐため、裏方として活躍するヒトやモノのストーリーを発信していきます。頂いたご支援は祭りの伝統を繋ぐ人たちへの取材費とさせていただきます。