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これからは「余剰」をどう作るか?(「意識的に無目的な場」を作る)

これまでは「いかに効率化を進めるか?」という方向性で社会的にもつき進んで「働き方改革」が叫ばれてきましたが、いざテレワークやオンラインが急激に進んでみてたら、逆の視界が見えるようになってきた気がします。

必要な「余剰」はある

例えば、テレワークが進んだことで、職場における雑談というものが0になる経験をしました。定型の仕事を進める上では効率化がなされた、と感じました。しかし非定型の仕事、例えば企画の立案や提案アイデアを考えるといった時のアイデアを生む場が少なくなってしまったように思います。

企画・アイデアについての相談を目的としてオンラインで話し合うということも可能ですが、往々にして「アイデア」というものは日常の軽い雑談がきかっけで解決策を思いつくことも多かったように思います。

またそういった雑談によって共有される情報や個人の感情といったものを個人に分断されてしまうことはストレスを抱えることにもつながります。

それに気づいた組織では、あえて目的を設けずにつながる「雑談室」的な場をオンラインで設定しているようです。必要な「余剰」を作ったということになります。

オンラインだと「目的」が明確・一見無目的なことが希薄に

仕事でオンラインを活用する時には「誰と何の目的でつながるか」ということが非常に明確になります。

あえてオンラインで接続をするということなので「なんとなく」「誰か」という繋がり方は、意識的にしなければなくなるでしょう。

今までは無意識で生まれていた空間だったのですが、これからはそうではなく、「意識的に無目的な場」を作ることになるのです。

もちろん職種にもよるのでしょうが、視野や思考がたこつぼに入り込まないように、そういった「他者と共有する意識的な無目的の場」の価値は今後高まるように思います。

・・・といいますか、個人的にそういった場を大事にしたいという気持ちがあるのです。今後zoomなどを使って、そんな場を作ったりしていきたいと思います。

そんなことにご興味ある方は、メッセージでもコメントでももらえると嬉しいです。これはビジネスというよりライフワークや趣味といった個人として大切にしたいものに近いことです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。感想・コメントをいただけると嬉しいです!