映画の時間で音楽をつくる

あけましておめでとうございます。
音楽をやっている安藤力です。

2023年になりました。
つい2週間前までクリスマスだったのが嘘のようにいつも通りの日常。
つい1週間前は年が明けようとしていたのが嘘のよう。

2023年も好き放題に更新していくのでよろしくお願いいたします。


私は数年前まで映画をあまり見たことがなかった。
とはいえ漫画もあまり読んでこなかった。
もちろん小説も。

漫画は少女漫画の方がよく読んだ。
妹のりぼんやなかよしで知る憧れの青春学園ライフ。
しかしるろうに剣心、SLAM DUNK、ヒカルの碁は全巻持っていた。
それはまた別の機会に。


子供の頃見た記憶のある映画はいくつもない。
ドラえもんや東映まんがまつり系、ジブリ
いわゆるアニメーション映画は人並みには見た。
しかし安藤家ではディズニー映画は流れなかった。
プリンセス系を妹は見たがることもなかったのだろうか?

"ロボコップ""天使にラブソング""クールランニング"
おそらく当時の金曜ロードショーの目玉コンテンツ。
たまに放送するのが楽しみだった。ぼんやりした記憶。

唯一洋画を映画館で見たのは"ロミオマストダイ"
ジェットリー主演の2000年の映画だ。
バスケ部の友達に連れられて確かデッキィ401で。
デッキィ401とは地元の商業施設。トイザラスもゲームセンターも入った
子供たちの大好きなスポット。
マトリックスが流行っていてそれに釣られて洋画に目覚めた子がいたのだろう。

それ以降洋画を映画館で見ることはなかった。
ん???
10年くらい前に"バーレスク"を映画館で観た。
多分それくらい。そのくらい映画に興味がなかった。

ってことは邦画が好きなのね!
と思われるかもしれないがそういうことでもない。
邦画こそ友達と観に行った記憶はない。
あ、ズッコケ三人組の映画を観た。
あー観てるんだー。多分小学生。
きっとそれだけだと思う。

ドラマはよく見ていたけれど。

上京しても大きく趣味趣向は変わらない。
BUMPには憧れていたし、スピッツも聴き続けた。
漫画は読まないし映画も見ない。拍車がかかる。

当時のアルバイト先はTSUTAYAだった。
社員割引で破格で借りられたのだが
観なかった。
自分にとって映画はその程度であった。

世の中がサブスクリプションの時代になる。
かつてのアルバイト先のTSUTAYAは関東では絶滅危惧種になりつつあるらしい。
まさに自分もそこに加担している。

なぜかは記憶にないのだが
映像のサブスクに加入した。

各社で配信してるものや料金が違う。
どれを選べばいいか分からないのでとりあえずつまみ食いをしてみた。

気がついたら好きな映画ができてきた。
ドラマとは違う世界がそこにあった。
音楽も違った。これがサウンドトラックになるのか。

無知。あまりに無知。

なるほど。
映像作品に楽しみを見出せたのはきっとテレビ東京だ。
深夜にやっているテレ東のドラマが徐々に好きになっていた。
そこから映画に入ったのか。

やらなければいけないことがあるのについ観てしまうことがある。
それは現実逃避なのかもしれない。
言い訳をつけて視聴する。
そうすると心が動く。
作品に還元される。

そう信じて自分を肯定する。

今日
"マイ・ブロークン・マリコ"
を観た。

3年前原作をTwitterで知ってすぐ買いに出た。
3年後実写化を聞いた時は驚いた。
それも永野芽郁ちゃんが主演だというではないか。
奈緒さんもいるのか。これはとんでもないことだ。

素晴らしい映画であった。
ゾッとするほどにヒリヒリもした。
俳優陣の演技は素晴らしく、
少ない登場人物、会話の行間、
全く違う内容だけれども
"海街diary"を思い出した。
何度も何度も見ている大好きな作品。

間髪入れず
"サマーフィルムにのって"
も観てしまった。

曲作りをしなければ
という焦りはそこにはもうなかった。

美しくて涙が出る
そんな大人になってからわかる青春。
めいっぱい詰め込まれていた。

今はこれを書きながら
"旅するサンドイッチ"を観ている。
大好きなテレ東のSPドラマだったようだが
まるで映画のようだ。
さっき見た伊藤万理華さん繋がりだ。
"お耳に合いましたら"も好きだった。
喜怒哀楽に嘘がない本当に素敵な俳優さんだと思う。

今日はもうそういう1日にしよう。
そうこうしている間に
作るべき曲のイントロが見えてきた。
DM7 Am9 Em9 D/A A
これにしようと思う。


富田望生ちゃんもやはりいい俳優さんだ。


この後も一本見ちゃおうと思う。
次の映画はハードル高いぞ。


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