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訪日客人気No.1都道府県「大阪府」個人的な激推しスポットのインバウンド人流を調べてみた!

こんにちは。アライアンスビジネス営業部の菊地です。

コロナ以前を上回る水準まで急激にインバウンドが回復しているなか、10月に KDDI Location Analyzer (※)の新機能として訪日外国人版がリリースとなりました。

実はなんと、訪日外国人版に最も人気の都道府県は、私の地元でもある
大阪府。
ということで、さっそく先日、会社のコラムページに大阪エリアの最新インバウンドデータを分析した記事をアップしたところ、社内外から続々と反応が。(記事はこちら↓)

本日は、コラムでは紹介できなかった、私が個人的に気になっている(ややマニアックな)大阪の観光スポットについて分析してみたいと思います。

ぜひ上のコラムと合わせて、ご覧いただけますと幸いです!

※当社とKDDI株式会社が共同開発・共同提供しているGPS位置情報分析システム

<分析地>
箕面大滝・・・大阪府で唯一の「日本の滝百選」や「日本百景」にも選ばれている落差33mの大滝
大仙陵古墳・・・またの名を仁徳天皇陵。世界遺産に登録された(筆者の大学の近く。当時古墳と知らずに通りかかったときは大きな丘だなと思っていた)

※集計期間:2023年4月1日~2023年10月31日

<国籍別・来訪者数(人)>

両スポットとも大阪の自然を見ることができる限られた場所ではあるのですが、主要な観光地と比べると訪日客の方々への認知は高くないのかもしれません。
私の外国人の友人は箕面大滝は人生の中でも素晴らしい景色だったと言ってくれていましたが、人気がもっと出てくれるといいですね。
(このデータには国内居住者は含まれません。また、このデータの結果はKDDI Location Analyzer 訪日外国人版 Powered by NAVITIMEを利用した推計値です。各施設等の来場者数等と集計方法が異なりますことご了承ください。)

<国籍別・来訪者比率(パーセント)>

構成比に直してみてみると、地域ごとに訪れている場所が異なることが分かりますね。
箕面大滝は東アジア、アメリカの方に認知度があるようです。写真映えもすることから、ぜひこの記事を読んでいる皆様にも訪れていただきたい場所です。

大仙陵古墳(仁徳天皇陵古墳)


また、世界遺産に登録されている大仙陵古墳ですが、韓国や香港の方に認知度が高い様子。堺の包丁等も合わせて見ることができる土地柄が出ているのかもしれません。

今後、万博の開催が予定されている大阪ですが、京都や奈良への送客だけではなく、大阪内でも楽しんでもらえるコンテンツづくりに期待できればと思います。



<今回使用したGIS>
KDDI Location Analyzer

無料トライアルもご利用いただけます。
 会社等で人流分析ツール導入ご検討の際はぜひご利用ください。


<執筆者プロフィール>
菊地 菜緒(きくち なお 1994年生まれ)
大学時代は留学生たちと関西の観光地めぐりに明け暮れていた。「水曜どうでしょう」好きの夫と共に現在は日本国内を旅行が趣味。
来年は夫から四国八十八か所巡りの逆打ちを誘われており、顔面蒼白中。



今回の分析は、GPS位置情報分析ツール「KDDI Location Analyzer 訪日外国人版 Powered by NAVITIME」を使って調べてみました。
今回分析したインバウンド人流データは10月にリリースされたばかりの新機能ですが、無料でトライアルもご利用いただけます。

ご活用ご検討いただける企業様、自治体様、研究機関様など、ぜひお試しいただけますと幸いです。

〇 定額制人流分析システム「KDDI Location Analyzer訪日外国人版 Powered by NAVITIME」詳細はこちら
※2週間の無償トライアル実施中、お申し込みは こちら から。