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No.11【試合分析】トッテナム対ブレントフォード(23/24-第22節-2月1日)
試合の展望
現在4位のトッテナムは、ホームにブレントフォードを迎える。マディソンが復帰した中、中盤をどのように構成してくるか。
ブレントフォードは、15位と、本来の力を発揮できていない様子。ただ、絶対的エースのトニーが戻ってきた中、これからの巻き返しが期待される。
ここ最近の調子や、ホームであることから、トッテナムのペースで試合が進むと予想される。ブレントフォードは、カウンターを狙うために、ブロックを構えるか。
前半
スタメンは以下の通り。
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トッテナムは、FAカップ4回戦で復帰したマディソンがスタメンに入る。ビルドアップは、いつも通り235で。23は、212のような形を取る。1には、ベンタンクールが入る形。
ブレントフォードは、532の形。FWにトニーが入る。トッテナムの235ビルドアップに対し、532を取るため、ポジションごとに、人基準で守備をする。高い位置ではプレスに行くが、ハーフを超えたあたりからは、ペナルティエリア付近までラインを下げ、ブロックを組む。攻撃は、ボール奪取後、すぐさまFW2枚につけて、速攻を目指すカウンター型。また、トッテナムの235ビルドアップ&ハイプレスの戦術は、サイドの裏が空くため、ボールを奪うと、積極的にロングボールで裏を狙ってくる。
両者、ハイテンションで試合に入る。開始すぐに、左でマディソン、ベンタンクールのワンツーから、ヴェルナーがポケットを取る。
さて、トッテナムは、DMにホイビュアーでなくベンタンクールが入っている。ホイビュアーは守備的な選手である。、ボール捌きについて、改善の兆しを見せてはいるものの、現段階ではベンタンクールに劣る。また、ポジション取りも、スタンダードに、212の1を保つ。そのため、後ろに落ちて32としたり、IHとポジションチェンジをすることも、今までの試合を見る限り、あまりない。
これに対してベンタンクールは、足元の技術が高いのでボールを持ちたがり、かつ、前に出ていく選手である。そのため、CB間に落ちてきて3を形成してボールを受けたり、スキップ、マディソンとポジションチェンジをして前に行くこともある。このように、今節の中盤は、非常に流動的にポジションチェンジをする。ブレントフォードは、人基準で守備をするが、高い位置でプレスをかけても、この流動性に対応できていない印象。例えば、以下のシーンを見てみる。
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