オフトレでの怪我にご注意!【トランポリン、ウォーター、エアバッグなど】

 夏も近づき、冬に向けてオフトレを楽しんでいる方も増えてきていますね。私も行きたい・・・と思いつつ、副業も本格化しつつあるのでもう少し我慢といったところです。

 オフトレでは、雪山でできないことなどを積極的に練習できる良い機会です。夏にしっかり練習を繰り返して雪山で披露!と頑張っている方や、初めてキッカーなどで楽しもうと気軽にトランポリンなど始める方も多いと思います。

 しかし、オフトレは実は結構怪我が多い実態もあります。私の近しい友人やGRライダーたちもオフトレで割と大きな怪我をしていますし、私もトランポリンとエアバッグで何度か捻挫と鞭打ちに苦しんだ事もあります。

 一見安全に見えるオフトレ施設ですが、その一方的なイメージから怪我につながることが少なくありません。各施設では体験会や初心者向けの講習会が開催されていることが多いのですが、そういうものを体験せずに始めてしまう方も多く、これらは危険につながる事が多いのが実際です。特にトランポリンは、子供の頃のイメージのままやってみて「あれ?」と思うくらいハードなスポーツで、ただ飛び続けるだけでも意外と辛く、長時間飛び続けると全力疾走のあとくらいの疲労感が感じられる事もあります。

 エアバッグなどでキッカーの練習をするのも、勢いで経験した事ないようなサイズのキッカーを飛んでしまうことがあります。着地が柔らかいエアバッグだからと言って基本が備わっていないとこれもやはり危険で、足以外で着地して腕や首を怪我するなどの事も珍しくありません。

 ウォーターは私が泳げないので未体験ですが、やはり怪我のリスクが多いようです。

 他にもブラシの上を滑るサマーゲレンデは転倒するとなかなか酷い事になりますし、ジブ施設なども冬と違って体が露出しているので怪我のリスクがあります。

 これらはそれぞれの施設で注意喚起されている他、施設によっては利用時に施設利用の同意書に署名を求められます。防具やヘルメットの着用が必須だったり、使用できるギアが限定されていたりと、よく考えれば一般的なスキー場よりも厳重にリスク管理が徹底されていることから考えれば、オフトレ施設はけっして「安全」な施設ではなく、自分のレベルと技量を考えながら利用すべき施設になります。

 スキー場だと、誰だってやばいと思うようなコース行きませんよね。そういう意識と同じです。初めてチャレンジする技やトリックは可能な限り施設のスタッフや熟達した仲間、開催されている講習会を通して体験して練習方法など知った上で行うことが重要ですし、エアバッグなどでサイズの大きいキッカーを飛ぶ場合、それまでのレベルのキッカーで十分練習を繰り返して行うのも重要です。少しでも不安を覚えるならば無理をしないのも重要ですし、これは競技ではなくレジャーなので、できなくて当然!と考えるのが一番でしょう。もちろんレベルの向上を目指して取り組むのもとても良いものですので、そういった部分のバランスを考えながら、少しずつ上に目指していくのが良いと思います。

 そして夏だからと保険を外している方も多いと思いますが、オフトレ施設での怪我はなかなか洒落にならない時もありますので、通年で入っていない方は1日傷害保険などの加入を強くお勧めしますよ!

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