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UXデザイナーが機械学習に出会ってGrowth Architectを志した話

「ITを活用して社会や暮らしの進化に貢献したい!」そんな想いでUXデザインに従事してきた筆者が、より本質的なユーザー課題解決(≒より良いUX創出)を志向するも、組織の中で苦戦・・・。

そんな中、UX視点でデータ活用に向き合うことで、色々な可能性が拓けました。同じような境遇で悩まれている方の一助になれば幸いです

UX開拓に挑戦するも、
ビジネス成果との関連付けに苦戦しまくる

ユーザージャーニーに寄り添えば、そこにあるユーザー課題を発見し、課題解決のサービス設計案や、中長期視点のビジネスチャンスが自ずと見えてくる。

UXリサーチやプロトタイピング手法も充実。
思考実験ではドシドシ先に進めます。

一方で、

1. 既存UIUXの磨き込み(ボトルネック改善など)
2. 新しいUXを開拓(未開の顧客接点にある本質的なユーザー課題解決)

とした時に、

前者はABテスト等の推進手法が確率されてますが、
後者はとても大きなカロリーがかかる・・・。

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・やるべき意義を説いて一歩目を踏み出す労力
・着手できても意図した良い結果はスグには得られず
・様々なツッコミに耐え忍び
・体力維持のため既存領域でも成果を出さなきゃ
etc.

新規UX開拓≒新しいビジネスチャンスを掴みとる挑戦。
簡単な話では無いと理解納得しつつも、

実験で引き上げたUXが、
中長期的なLTVとの関係性を示せないだろうか・・・

と悩みのタネでした。

複雑なビジネス環境の中で、そうも簡単にUXとLTV評価を紐づけることは難しい。そもそも意図する分析を行うデータや環境が揃って無い。

そんな折に救世主に出会います。

CDP×機械学習×ノーコードに出会う

詳しい話は別記事にて投稿しますが、私が向き合うデータ活用の最前線ではデータ民主化が進化し、下記のような環境が充実してきてます。

1 . OMOなユーザー行動データを一箇所に溜め一意のIDで横串管理
2. データ分析〜機械学習プリセットがノーコードで利用可能
3. 分析示唆からNEXTアクションまでシームレス

これにより、これまで課題に感じてきたユーザーの本質課題解決を含め、ビジネスとしての新領域トライアル施策のLTV貢献度評価は、わずか数クリックで結果が得られる世界です。

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これまで費やしてきた多くの時間が圧縮されます。
そして新たな領域に踏み出すことができます。

例えば、狭小セグメントすぎて、全体から見たら米粒だからと切り捨ててきた(けれども当該ユーザーにとっては大事なUX課題)に対しても、LTVとの関係性が見出せれば何某かのアクションを検討していく余地が生まれます。

そのうえで・・・。
N1のユーザー課題に向き合う意味でも、市場全体のチャンスを捕まえる意味でも、まだまだ使えるデータを増やす余地は大いにあり「その鍵を握るのはUX視点」という気づきもありました。

行動データ活用でビジネス成長を設計する
GrowthArchitectを志す

UX視点でデータ活用に向き合う中で、
求められるニーズ・仕事の変化を体感しました。

データ活用現場でUX担当に求められる役割
・ユーザージャーニーとデータの可視化(整理されてないケースが多い)
・データの意味付け(データ取得経緯/方法で解釈や重み付けが変わる)
・取得データ活用&UX還元(MAやWeb接客シナリオの高度化)
・足らずのデータをどう開拓するか(可処分時間リーチ&データ許諾)   etc.

UXとユーザー行動データは表裏一体。「UX設計 ≒ データ取得〜活用の設計」に対象範囲が広がっている。

もっと言うと今後のUX(≒データ)拡充ロードマップのような未来創造を策定していく立場も担っている。

組織の中でもがいていた私にとって、まるで翼を手にいれる感覚でした。

UX視点×データ活用でビジネス成長にコミットすれば、
社会や暮らしの進化に挑戦できる

そんな想いで「GrowthArchitect」を志しました。

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文字通り成長を設計するという意味は、重責かつ大任。学ばなければならない事も多いですが、社会や暮らしの進化に貢献していくのである!という意思を込め、「GrowthArchitect」を標榜して活動を始めました。

主な働き方は、プロダクトオーナーに伴走するスタイルで、現在複数のプロダクト&サービスに関わらせて貰っています。

以上、拙い長文を最後まで読んで頂きありがとうございます。
UX志向の一助になれば幸いです。


〜 次回、UXデザイナーこそ、もっとデータ活用に向き合うべき(活躍できる場面があるし、むしろ積極的に介在しないとビジネス面でも非効率)といった趣旨で投稿したいと思います〜

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本記事はGrowth志向のコミュニティメディア「Growth Lab」に寄稿しています。

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