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地方創生 <地方ならでは・・・>

都市に集中している人口、仕事を、地方に振ってしまおう。
そして、人手不足も、場所を選ばずに働ける環境を作ってしまえば、
余力がある県、都市から、仕事力をもってこられる、
という意図がある。

最低賃金は、毎年上がってきているが、
都会よりも地方のほうが、人件費は安い。
そして、生活にかかるお金も安い。
もちろん、物価が安いという事は、
生活だけでなく、事務所の家賃などの固定費も安くなる。

インターネットの普及が、
そして、コロナによるテレワーク推進が、
働く環境を大きく変えた。

県によって賃金の水準が異なる。
これもまた、不思議なことではあるが、
同じ水準で賃金が上がるならば、
その土地で売っている商品は、
おのずと、値上げされなければならない。

標準価格(売価)があったとして、
卸値いくらで仕入れて、いくら費用分を乗せて売るか、
というところは、
商品が同じ品質であれば、値引きも含めて、
値付け自由になっている物もある。
もちろん、値崩れを起こさないように、
自由に値付けしてはいけない契約のものも、あるのだが。

地方の良いところは、
心のゆとり、助け合い精神、お互い様、という、
土地の感覚である。
そして、自然が多いところで、水がきれいならば、
農作物の鮮度もよく、食べ物がおいしい。

自然が多いということは、
虫が良く出て、交通の便がちょっと悪く、
お店が開いている時間も、短い、
ということがある。

過疎化がすすんだ土地では、
病院が遠い、お店が遠い、
という不便な点もあるだろう。

都会での生活に疲れてしまった人は、
地方での生活も、考えてみるといい。
素朴な人がたくさんいて、
親切を感じられる交流もたくさんあって、
もしかしたら、地方の方が暮らしやすい、
という人もいるだろう。

何事も、試してみる事である。

地方への移住は、補助金がもらえることもあるので、
市区町村のHPの情報を調べてみると良いだろう。

その土地ならでは、という楽しみポイントは、
景色や空気、水、食べ物、音、におい、
いろいろなもので感じることが出来る。

そして、これらが、
地方ならではの「売り」と考えるならば、
会社に向けた誘致であるとか、
個人に向けたコンサルティングだとか、
仕事の紹介や、家付き、土地付きの求人とか、
いろいろと、工夫できるのではないか?

IT人材が働くのに、地方へ移り住むだけが、
地方の活性化につながるわけではないのだ。

その土地に住む人には、
自分たちの住む土地の良さは分かりにくい。

だからこそ、いろいろな土地に出向いて、
そこで滞在して、いろいろな店、場所に、
足を運んでみるのは、どうだろうか。

地方ならではの良いところ。
それは、比較で明確になってくる。

住んでいる人込みで、地方ならではの良さを、
磨き、際立たせたいものである。

↓ 内閣官房・内閣府総合サイト『地方創生』

↓ 様々な地方創生施策


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