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書くものも折り合えず心斎橋


「書くものもとりあえず」と書こうとしたら打ち間違えて、とは言え間違ってもないなあとそのままタイトルにした谷です。

そう、なんか、書くことないんす。
特に何か起こるわけでもなく、仕事はじんわりと戻ってき始め、何か書こうとするものの何も思いつかない。
なので、「書くものもとりあえず」「折り合えず」なのです。

なんとなく、大阪は心斎橋のお話を書こうかと思います。

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心斎橋の、縁のあったお店が今月で閉まるそうです。
例の感染症とは関係なく、ビルの老朽化と移転先を探さないことになったらしく。
割といいところにあるのに気付かれない、オサレなカフェだけどご飯が多くて旨いダイナー風のお店でした。(ランチタイムはカフェご飯食べるテイを装いつつガッツリ食べたい女性客が多かった)
そこの料理長?が作るものは本当においしくて、以前お店で出されていたチョコパフェは僕史上の暫定1位パフェとして君臨しています。
つい先日も、期間限定の牛タンとハラミの麻婆豆腐丼いただいてビックリおいしかったです。
そこにいるスタッフさんたちも好きで、長く仲良くさせてもらっていたのですが、働くってこういうことだよなあと行く度に感じていた次第。
社員さんたちは先月末にようやっと次の配属先が決まったとのことなのですが、聞くとまあハイブランドの併設カフェで、おいそれとは行けなさそう。
少なくとも今までみたいにワイワイできる店ではなく。

変化というのは抗えないもので、
よく行っていたモツ鍋のお店も随分前に閉店したとのこと。
場所は隠れているのに人気店で、ビールケースをイスにするような気楽さと安さと旨さが取り柄で、マイムの相方と行って随分楽しかった記憶があります。

昔はよく古着屋さんを巡っていたりもしたのですが、以前の東心斎橋というところは今のように飲食店も少なく、音楽寄りに特化したマニアックな古着屋さんが多く、その深さに、行くだけで謙虚になれたりもしていました。
野生爆弾がたまに来ていたというモッズ特化のお店で作ったスーツは動きやすく、今も現役です。

別にそんなにどっぷりと浸かっていた街でなくても、思い出、思い入れというものはあるものだと、これを書きながら思いました。

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国際都市とは言えないけどもかなり大きい地方都市の大阪。
その中心ともなると速すぎなくても変化は起こるものです。
街の変化は人の変化。
これからはどんな街になっていくんでしょうかね。


谷啓吾

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