【一日一問】自分の『やりたい』を止める声は何か。その声はどこからきているのか。
みなさん、こんばんは。Grounding Lifeの長谷川です。
今日は『自分の行動を止める声』について、息子の行動から私が学んだこと、気が付いたことを書いてみます。
コーアクティブ・コーチングでは『サボタージュ』とも言います。
自己制限的な『自分の内側の声』と表現することが多いです。
息子が言い出した『ぼくも何か発信したい』
つい先日の事です。
SNSに投稿していた私を見て、小学4年生の息子が『それ、僕もやってみたいんだけど』と言い出しました。投稿したい、というのです。
これまで、私が子供たちの成長について投稿することはあっても、子供自身が発信することはありませんでした。
私はとっさに『ダメよ、子供だもん!』と言いました。
すると息子は『子供が発信したらダメなのはなんで?』と言ってきました。
そう言いたくなりますよね。頭ごなしに『ダメ』と言うのでは。
ダメ、という理由を話し合ってみる
とはいえ、私も親として『子供がインターネット上で危険な目に合う』などのリスクは考えます。発信によって、子供が傷つくことはないか。怖い思いをすることはないか、など。
そこで私は『発信するには、いくつかのルールがあるよ』と話しました。
・誰かを傷つけるようなことは発信しない
・自分が『どこにいる誰』が特定できるような発信の仕方はしない
・発信する内容は、念のためママに確認する
その上で『なお発信したいならやってみる?』と聞いたところ、うんうん!と大きく頷いたので今回は私のFBアカウントから発信することにしました。
やってみるからわかる事
ところで何を発信したかったのか、で言うと『緊急事態宣言中の小学生の過ごし方を聴いてみたい』とのことでした。
とにかく毎日時間があって暇だ、宿題なんてとっくに終わった、でも山のようなドリルをしたいわけでもない!じゃ、みんな何してるんだ??ゲームとかしてるんでしょ??(してるって言って!笑)みたいな事を聴いてみたい、というのです。
発信とその後
息子が実際に投稿した内容はこちら。
小学生の皆さん 緊急事態宣言が出された中で家で何をしているんですか。
教えてください。僕は家ゴロゴロしたり、マンガを読んで暇つぶしをしています。
この投稿に70件を超える『いいね』と30件近いコメントをいただきました。
息子は本当に大喜びで
『わ!そんな過ごし方があるのか!』
『ぼくも縄跳びしよう(縄跳びをしているよ、という投稿があった)』
『よっしゃ、みんなゲームしてる!僕もしよう(シメシメ)』
のような声を上げていました。彼の嬉しそうな顔を見ていると、こうやって世界を繋がっていくことを体感することは大切だな、と思ったのでした。
ダメ、という声の深層を知る
今回は息子の『やりたい』という声に、私の内側が反応したことから始まりました。私が言った『ダメ』には2つの感情があったと思います。
一つは、
・息子を危険にさらしたくない、という母親としての危険回避
そしてもう一つは
・SNSで子供に発信させる親、というのはどうなの?という周りの目を気にする自分
『ダメ』ととっさに言った気持ちの深層を見ると自分が何を意識しているのかがわかります。これを知っておくと、その自己制御は『本当に従うべきものかどうか』を考えることができます。
今回の場合、危険回避は息子とのルールで実現する、と思った時にじゃあ、『周りからの目』をどこまで気にする必要があるのか、自分に問いたのです。
その『周りからの目(評価)』は子供のチャレンジを絶対に阻むべき、というくらいに大事か、と。
そして私の答えは『さほど大事ではない、それよりも子供にチャレンジの機会を渡したいし、世界と繋がる面白さを知ってほしい』というものでした。
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自己制御の声をまず聴く。その背景にあるものに気づく。
そして、今この瞬間、それ(自己制御)に従うのかどうかを自分に選択させる。それが『自分の人生を自分で決めて進む』という事だと思っています。
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今日の問い
自分の『やりたい』を止める声は何か。その声はどこからきているのか。
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