43歳、逃げ傷なし・１

アラフォー無職、から始める婚活

結論から言えば、もうすぐ入籍するので、安心して読んでほしい

1, 仕事が楽しくて仕方がない
2, 平日は必死で働き、週末はもっとアクティブに
3, わだばヤンエグ
4, あかん、36なったわ
5, 40越えてもた
6, この指とまらんかい

23歳で美術大学を出てから、すごく有名な会社に入った。当時なけなしのお金でストックオプションを買っていた。途中海外留学(というか自分で行った)して、また戻ってきて仕事して、時価総額がどんどん上がっていったおかげで常時株が3000万円はあるので、まあ安心して生活出来る感じだった。

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いわゆるバリキャリ、あるいはプチブルな感じで過ごした20代。
板についてきていろんな遊びもした30代。
ここまではよくある話かもしれない。
ややあって40代、コロナ禍前からマッチングアプリを開始、通算50人ぐらいに会ったと思う。やり込んで今に至る(2023年8月2日)

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1, 仕事が楽しくて仕方がない

(Apple時代の話は面白くないかもしれないので、後述します)

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2, 平日は必死で働き、週末はもっとアクティブに

ふた昔前のマガジンハウスみたいな書き出しになってしまったが、フェス行ったり一人弾丸海外旅行、エクストリームスポーツとか色々やった。

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3, わだばヤンエグ

34歳で年収1,000万円になった。一旦サラリーマンのゴールでは。上出来ではないか、と思う。
ちなみに内訳は、当時まだ外資でも401kがそんなに浸透していなかったので退職金制度があった。それと、11月に一気に人減らしする”肩たたき”プログラムが走った。チャンスと言わんばかりに挙手した。年収とパッケージあわせて1本(1,000万円)背負い。大外刈り。巴投げ。

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4, あかん、36なったわ

そろそろ結婚せないかんのではないか。誰かと。誰と？
その頃誰と付き合っていたか覚えていない。なんかその時々に合わせて「おっこいつは心のきれいな奴である」とか「なんか新しいな、今まで見たことない」みたいな人といたのだと思う。

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5, 40越えてもた

40歳の時は何をしていたか？ちょっと覚えていないけど、確かまだ前職にいたのかもしれない。土日も家で仕事、月の残業は80時間、多い時で100時間越えた事もある。正直、好きな音楽を聞いても全く体に入ってこない。外が晴れていてもグレーにしか見えない。こりゃあかん。
辞めよ。

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6, この指とまらんかい

親友の弟、大学同期の男、数名がマッチングアプリで成婚したと聞く。周りからも勧められ、マッチングアプリに登録した。

今までは「最近はこんな潮流です」の感じで、WBSなど経済ニュースで取り上げられていた景色に自分が入るなんて。うぅ、なんだか屈辱的である、足元見つめ直してまうわと思った時期もあった。プロフィール書いて写真載せて、いいねとスキップ、一日50件以上さばくタクラマカン砂漠。

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就活も並行していた。一昨日役員面接を経て翌日すぐにレターが出た。ばっちり希望年収で業界にカムバック。来週からフランス資本の日本法人で仕事が始まるので、何を着ていくか、最初の挨拶で何て言うかを考えている所。外は暑い。もうすぐ甲子園。