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【前編】海外生活で人生観が変わったこと

私は高校を卒業して18歳から海外に生活拠点を移しました。

高校生ながら、日本での生活に生き辛さを感じつつも日々普通に生活をしてきました。(今思えばこの頃からHSP気質だったんだ...)

他人に合わせる習慣、集団行動、リクルートスーツでの就活 etc.. 日本は平和ではあるのに、人々は幸せそうではない気がして止みませんでした。しかし、そんな生活に違和感を感じていてはちゃんとした大人になれないと思い自身の感情を押し殺して生活をしていました。

そんな私は海外で生活するようになり、人生観が180度変わりました。

“自分を殺す常識なんて無視すれば良いんだ”
“世界はこんなに広かったんだ”
“日本人で良かったなぁ”


海外の生活を経て、日本で生活していた頃よりも生きやすくなりました。

以下私が海外生活を経て、人生観が変わったことを長々とご紹介致します。

1、多言語話せるようになりコミュニティの幅が広がった

私は中国とマレーシアに住んでいた経験があるのですが、そのおかげで英語・中国語(マンダリン)・韓国語(飲み会で盛り上げれるくらいのレベル)を話せるようになりました。勝手な妄想ですが世界の約7割以上の人たちは英語と中国語を話されるかと思うので多くの方々と気軽に話すことができるようになりました! 現地人と会話していくと、たわいのない文化の違いの話や異文化に触れる機会が断然増えました。恋愛話や将来の夢、恥ずかしい思いをした話などコニュニケーションの幅が広がったことで、その会話の中からその国ならではのネタがたくさん出てきてとても刺激をもらえます!そして、”みんなそれぞれ悩みながら生きているんだなぁ”と世界視野で自身の悩みとも向き合えることが出来ました。


2、不便やトラブルに寛容になった (むしろ楽しむ!?)

私は中国で住んでいたころは4年間“トイレ環境”の不便さに悩まされました。私たちはニーハオトイレと呼んでいたのですが、まずトイレの仕切りがなくみんなが並んでトイレをするのです。。私のトイレの理想は仕切りがあれば良い!なので少しくらい汚いトイレに全く抵抗を感じなくなりました。その他の国ではレストランの注文が遅かったり、服屋の店員さんがスマホいじって接客やる気ゼロでも"みんな自分がしたいことを正直にしてるな〜"と第三者目線で冷静に感じることができるようになりました。このような環境にいると自分の不便トラブル感性の沸点がかなり上がり寛容に慣れること間違いないです。


3、自分の身は自分で守るように考えるようになった

海外では身の回りで何が起こるか予想できません。私の場合は運の良いことに危ない事件には巻き込まれませんでしたが、一点だけ、“部屋の電気代を隣の人の分まで半年間払い続けていました” なんでそんなことが起こるの?と皆さん思うかもしれませんが、私も同じ気持ちです。電気代の請求書に従って半年間払っていたのに、それが全く異なっていた。。日本では電気会社を信頼して当たり前のように支払いを済ましますが、海外では当たり前のシチュエーションは存在しないと痛感させられました。その後は自分がどれだけ電気を使ったかメーターで確認してその数値×金額で自ら電気代が正しいか確認するようになりました。身の回りのことは全て自分で把握しましょう。

4、一期一会を大切にするようになった

海外というアウェーの地で出会う全ての人っていうのはとても掛け替えのないものだと思います。出会うシチュエーションは様々かもしれないけど、海外に一歩踏み出さなければその出会いはなかった訳で。出会うからには何かしらの意味があって出会う訳で必然だと思います。


5、日本人としてのアイデンティティは守るように意識しだした

海外に滞在すると現地の流行ってるモノや楽な部分とかに簡単に影響を受けちゃいますよね?私の経験ですが、海外に影響されまくっていた時期があって現地の人に“日本人じゃないみたい”って言われたことがありました。どんな意味を込めて私にこの言葉を伝えたのか分からなかったが何故かショックでした。その頃の私は極端に時間にルーズだし、服装も悪い意味でローカルのだらしない方の服装で外出していたり、何だか何も気にしていませんでした。日本人じゃないみたいと言われて以降、私はありとあらゆる道徳的な部分を失っていましたと気付きました。それから海外にいながらも日本人としての最低限の道徳を守っての暮らしを行い自分はあくまでも日本人として行動するようにしました。日本に住んでいるとこんなこと意識する機会はないと思いますが、海外では一人の日本人であり日本の代表でもあります。こんな意識が勝手に芽生えました。


6、良い意味でルーズになる(許せる心を持てるようになる)

ルーズになることは一見良くないことだと感じるかと思いますが良い点もあります。それは“身の回りのルーズなことも許せる心を持てるようになる”ことができます!
日本で暮らしていた頃はキッチリした生活を心がけていたので、他の人がルーズだと“この人はだらしないなぁ” “私はちゃんとしているのに!”と勝手にイライラしていることもありました。
海外の方は基本ルーズなので待ち合わせの時間に会うことはできません。笑それでも待ってる側も待たせている側も最終的には笑顔で会ったりします。それは双方がルーズだからこそ、自然とお互いを許せる余裕が生まれてくるのだと思います。

日本での生活でも少し肩の力を抜いて自らルーズになることで、他人を許せる余裕が生まれてくるかと思います!

まーかなりカッチリした相手にルーズだと怒られちゃうことはあるかと思いますが..笑 
愛嬌で許してもらう方法を習得すると生きやすくなるかもしれません!

如何でしたでしょうか。


【全編】では6つの人生観が変わったことをお話させて頂きました。


後編もそのうち公開させてもらいますので、どうぞご覧になってみてください!

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