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#8 ~悲しみへの理解が進むことで、わたしたちの世界はもっと生きやすくなる~ 深い悲しみ=”グリーフ”を理解し、ケアするための勉強会・講座・イベントを開催しています!

色んな方の口から、「秋がなくて、急に冬になっちゃったね。」と
聞きますが、本当に、日中は日差しは温かいこともあるものの、
風は冷たく、着ていく服に悩みます。

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私はありがたいことに、体調を崩すことなく元気に過ごせています♪



「 任せたんでしょ? 」

昨晩、お風呂で、小3の息子に、まったくもー、と言わんばかりの
あきれた様な表情で、でも優しい口調で言われた言葉です。

株本家は、湯船のお湯を抜いたらすぐに洗うスタイルで、
昨日は、息子の方が先にもろもろ終わったので、お風呂洗いを頼みました。
一生懸命『ワンピース』の話をしながらのお風呂洗いで、
(洗えてるかな?)と思った私は、「あっち(湯船の側面)は洗った?」と聞いたところ、前述の言葉が返ってきました・・。

そう、確かに、「お風呂洗い、任せるよ。」と言った気がします。
すぐに「だよね~、ごめん。任せるってそういう事じゃないよね。」と
謝りました。
任せるって難しい・・。

以前の記事で、
〈 事務局を始めてから、会社員時代には出会うことのなかった、たくさんの、「はじめまして」と「はじめて」に出会わせてもらっています。〉
(その時のnoteはこちら) 、
と書きましたが、その中の一つに、プレスリリースがあります。

プレスリリースは、報道機関(メディア)に向けた、情報の提供・告知・発表のことなのですが、そこでメディアの方に、「これは世に知らせる価値がある!」と感じて頂けたプレスリリースは、新聞や雑誌、テレビニュースなどに載る記事になって、みなさんの目に触れることになります。
・・・新聞に載る記事!!正真正銘「はじめて」、自分がメディアで発信される記事を書くことになるなんて想像もしたことがありませんでした。

一昨日メディア向けに送ったものが3番目の記事。
最初の記事は、それこそ、手取り足取り状態、というより、代表の森田の言葉をそのままタイピングしていって、何とか配信までたどり着いた、という感じでした💦

PR TIMESさんの非営利団体サポートプロジェクトというプロジェクトに参加、プレスリリースを配信させて頂いてますが、
初めて「配信」のボタンをクリックする時は、97%くらいが緊張、
残りの3%は、よくわからないそわそわ感が占めてた感じでした。
3回目になって、ようやく、講座や打合せで聴いてきた森田や理事の言葉、HPに置かれた言葉、大切な話を聴かせて頂く時の祈るような表情など、情報やヒントをつないで、

みんなのグリーフケアがどんな団体で、
どんな世界を、
どうやって作ろうとしているのか、

言葉に落とし込むことができるようになってきました。

でも今日、息子との会話で気づいたんです。
あ、それってちゃんと「任せて」もらってきたからだな、と。

丸投げはせず、
不安や困りごとがあれば寄り添い、
辛抱強く待ち、
時にはググっと背中を押し、
愛をもって見守り、
できたことは精一杯一緒に喜び、
少しずつ勇気をもって手をはなし、でも
何かあったら責任を持つ、という力強さをもって
そこにいてくれる。

こうやって書きだすと、「任せる」、って
相手への愛と尊敬があって初めてできることかもしれないな、と思います。
そして、その愛と尊敬は、森田やみんなのグリーフケアのメンバーが(それぞれが使う言葉や表現の仕方は違いますが)
グリーフケアを伝える時にも、大切にしている共通感覚
の様なもの、かもしれません。


【 深い悲しみ=”グリーフ”を理解し、ケアするための勉強会・講座・イベント 】のご案内

私たちが使う言葉は”グリーフケア”ですが、
みんなのグリーフケアが創りたい世界は、
悲しみを抱えた人が、
悲しい時にこそひとりぼっちにならず、
助け合うことができる、
つながりのある、そして、希望のある優しい世界です。

そのために、
「悲しみを抱えたまま、ひとりぼっちになる人をゼロに」
というスローガンを掲げ、
その道筋を”みんな”で創っていくために、深い悲しみ、喪失や、そのケアへの理解を深める、各種講座やイベントを開催しています。

🔶年内申込受付中の勉強会・イベント・講座


🔹定期開催:参加型オンライン勉強会
『グリーフケアってなんだろう?』

~悲しみへの理解が深まることで、わたしたちの世界はもっと生きやすくなる~

グリーフケアという言葉をはじめて聞いた、という方、グリーフケアについて学んでみたい、
という方、大切な方が深い悲しみに沈んでいて心配されている方など、ぜひご参加ください。

日時: 2023年12月5日 (水)
20時半 ~ 22時 (オンライン開催)
   
参加費:3,300円(税込) 
定員: 6名
講師:一般社団法人みんなのグリーフケア代表理事 森田藍子

○今後の予定含め、詳細はこちら


🔹会場・オンライン ハイブリッド開催のイベント
『みんなで創る”グリーフケア”のもう一つの未来』

~悲しみを抱えたまま、ひとりぼっちになる人をゼロに~ 
ケアが循環する優しい未来を


医療関係者のみなさんはもちろんですが、教育関係者の方々、
企業の中で社員をケアする立場にある方、仕事ではなくご家族のケアをしている方、
子育て中の方、関心を持たれた方はどなたでもご参加いただけます。

日時: 2023年12月10日 (日)
10時30分 ~ 17時00分
五部構成

会場:医療法人かがやき (岐阜県羽島郡岐南町薬師寺4丁目12) 及び、オンライン
参加費: 会場・オンライン共に 5,500円
※後日、録画アーカイブあり

🔶プログラム
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🔹一部「医療現場から観た、グリーフケアの今と未来の可能性」
<登壇者> 市橋亮一氏 本間正人氏 平田節子氏
🔹二部「ケアする人をケアする大切さ~医療者からの問いを中心にグリーフケアを考える」
<登壇者> 森田藍子
🔹三部「優しい未来をつくるため、自分自身をケアする、ということ」
<登壇者> 志村季世恵氏 本間正人氏
🔹四部「グリーフケアのもう一つの未来~防災の観点からプレグリーフケアについて話そう」
<登壇者> 石川淳哉氏 西村佳隆氏 モデレーター 森田藍子
🔹五部「みんなで創る”グリーフケア”のもう一つの未来~共創会議」
ファシリテーター 本間正人氏
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※プログラムは変更になる可能性があります。

○詳細およびお申込みはこちら


🔹定期開催:講座 グリーフケアを学ぼう 

みんなのグリーフケアでは、4つの講座を開催いたします。
開催の日程が決定次第、それぞれの講座のページに掲載するとともに、
みんなのグリーフケアLINEでも、配信いたします。

『はじめてのグリーフケア講座』

この講座では、悲しみとはなにか、グリーフケアとはなにかを学び、自分自身が、グリーフ、どうしようもない悲しみと、どのように上手に付き合うのかについて取り組みます。

この講座の目標は、まずは、自分のグリーフに気づき、自分自身のグリーフをケアすること。消えたと思っていても悲しみが、心の底に横たわったままだったことに気づくかもあるかもしれません。その悲しみを無理に消そうとするのではなく、悲しみを抱えたまま立ち上がる方法を学ぶことで、新しい光が見えてくることもあります。

まずは、誰かをケアする前に、あなた自身をケアしましょう。
そして悲しいときこそ、ひとりぼっちにならず、手を伸ばし、助け合うことができる世界を、自分の周りに創り出すための、大切な一歩を、共に踏み出します。

参加費:33,000円(税込)
定員: 6名
講師:一般社団法人みんなのグリーフケア代表理事 森田藍子

○実施日程など、詳細およびお申込みはこちら


🔹講師プロフィール🔹

一般社団法人みんなのグリーフケア代表理事 
森田藍子

「グリーフケアを、人生のお守りに」
どうしようもない悲しみに寄り添う専門家。悲しみへの理解が進むことで、確かに、とても悲しくても『悲しいだけではなかった世界』とつながり、全ての人が、自分の人生を丸ごと愛することを目指す。
パートナーを失くされた方、子どもが自死した家族、難病を告知され闘病中の方、ペットロス、思春期の親子関係断絶、不登校、離婚、産後うつ、大失恋、性犯罪の被害者のトラウマ、加害者のご家族など。
2008年より、一人では抱えきれない喪失感や、悲しみに寄り添い、ワークショップも含めて、大切な話を聴かせていただいた回数は2000を超える。2020年、コロナを機に、グリーフケアの普及活動を開始。2021年、グリーフケアを贈るサービスをスタート。2022年より、深い悲しみ、喪失感のケア、グリーフケアを伝え、取り組む人を育てる講座をスタート。2023年に、一般社団法人みんなのグリーフケアを立ち上げる。
2013年~2022年までシンガポールに在住し、息子たちが通うインターナショナルスクール、UWCの日本語教師として、多様で様々な背景を持つ家族の相談を受ける。家業であった易経の研究と、時と人のエネルギーを読み解く、五術研究家としても活動しており、こちらでも、世界中の、様々な背景の方の話を聴かせていただき、その人生を応援している。https://www.artoflife.asia/
◆著書「コルビュジエさんのつくりたかった美術館」
世界遺産に登録された東京・上野の国立西洋美術館を設計した20世紀を代表する建築家、ル・コルビュジエがゴーストとなり、自ら美術館を案内するというファンタジー。アートの力で世界を変えようとしたル・コルビュジエの想いを伝えるために企画制作&執筆した絵本。

ここまで読んで頂きありがとうございます!
次回もnoteの向こうにいるみなさんを想像しながら、楽しみながら、そして心をこめて、書いていきます。
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