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デザインの余白 N

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細部に神が宿ると信じる、少し天の邪鬼なデザイナーのブログ「デザインの余白」のnote版です。主にデザインという視点からものを見て、感じたことや思ったことを綴りますが、ときには全く…
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2017年11月の記事一覧

ちゃんと見てる

ちゃんと見てる

独立して17年、デザイナーになって29年。グラフィックデザイナーの場合は資格なんてものはないので、自分がプロと名乗ればその日からプロなんだけど、僕の場合はデザイン事務所に入って給料を正式にいただいた日から29年。。未だにプロとして一流の仕事ができているかどうか、一人悶々とすることもあるんだけど、一流の仕事って何なのかをいつも考えたりします。

できればメジャーで大きな仕事をしたいと、それこそ20代

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見方を変えるって大事 ~海外に出て分かること~

見方を変えるって大事 ~海外に出て分かること~

この間のインドツアーで、パスポートに余白がないほど世界中を旅している方がいらっしゃったんだけど、その方がお金持ちってこともあるんだろうけど、日本にいる時のままの状態(添乗員がほとんどの雑用をこなし、すべて添乗員に日本語で伝えて現地の人とはほとんど会話しない。ホテルで何かモノが必要になったり頼みたいことがあれば、フロントに電話するのではなく添乗員を呼びつけるみたいな)で海外に行ってる感覚。

なので

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たくらんときょうと

たくらんときょうと

カッコウは自分の巣で卵を温めずに、他のモズやホオジロ、オオヨシキリなどの巣に卵を産み付け、育てさせるという「托卵」という習性があります。カッコウの雛は、元のモズやホオジロたちの卵よりも早く孵化し、カッコウ以外の卵を巣の外に出して殺してしまいます。そして仮の親であるモズやホオジロからエサを独り占めして大きく育ちますが、仮の親はそのカッコウを自分の子供だと信じてエサを運ぶそうです。

京都ではないにも

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