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海外の人と働く、オモシロさ

なぜnote?

みなさん、はじめまして。
グリーンテック協同組合の研修センターで講師をしている
小椋(おぐら)です。

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 私たちは、外国人技能実習制度を活用して、日本の技術を学びたい外国人材(実習生)の育成をし、実習生を受け入れる国内の企業様のサポートをしています。そんな中で私の役割は、アジア各国からやってくる実習生に日本語を教えたり、日本の文化や風習を伝えたり、実習生が日本で充実した実習生活が送れるようなお手伝いをすることです。ですが、今はコロナウイルスの影響もあって、おウチでリモートワークの毎日。それは、海外の新しい実習生を受け入れることができなくなったからです。せっかくですのでこの機会を活かして、私たち組合がどんな活動をしているのかを伝えるために「noteを始めてみよう」と思いました。

グリーンテック協同組合HP:https://www.green-tec-coop.com

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海外の人材と働くこと・・・

ニュースで聞いたりすることはあるけれど別に自分とは関係がないし。言葉が通じない人と働くのは難しいよね。という方も多いはず。
そこで・・・
①外国人と働いて感じたこと
②外国人を教えて感じたこと
③技能実習生に関すること
3つのテーマを届けていきたいと思います。
実際に共に働いて、教えてきたから「難しい」だけでなく、「オモシロさ」もお伝えできるのではないかと思っています。どうしてそんな発信をしていこうと思ったのかを今回の記事で書いていこうと思います。 

そもそも「監理団体」って、なんだろう
と思われた方が多いと思います。

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「監理団体」ってなに?役割は?

大まかには、以下の4つの役割だと思っています。
①日本で技能実習をしたい人と受け入れる企業様とのマッチング
②技能実習生を受け入れる企業様のサポートとアドバイス
③受講生入国後の講習(一般職種・介護)
④実習生が日本で生活している間のサポート 

まとめると…**
技能実習生と、企業様の想いを繋げる、サポート役**を担っています。

そんな中で外国人との接点がとてもたくさんあります。

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プラスαの役割。

 上記の役割を果たす中で、外国人と共に働くということ、日本社会の中でどのようにしてお互いが良い関係で働けるのかを考えてきました。もちろんこれからも考えていきたいと思っています。外国人と働くということは、どちらか一方通行の理解だけでは難しいと思っています。相互理解をし、仕事をしていく、実習をしていく必要があると感じています。
 実は、世間では技能実習生の「低賃金、制度問題、失踪」など、ネガティブなニュースが取り上げられることが多いです。これは実際に起こっていることです。ですが、実際に、受け入れ企業様や実習生の声を耳にすると、
悪いニュースばかりではありません。

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ここで少しほっこりエピソード・・・

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A社に配属された実習生との会話です。

Mさん 「先生、柿をもらったの!!見てください。これです!」
私   「え⁉すごく沢山だね。会社の人にもらったの?いいね♪」
Mさん 「…(笑)ちがうんです。近くのおばぁちゃんにもらったの。
     いつも自転車でスーパーへいきます。私は柿を見ます…
     そしたら、くれたんです。」

 Mさんは挨拶を地域の人にもしていたそうです。その後、玄関に野菜が知らないうちに置いてあるらしいです。私は岐阜県の田舎の出身という事もあり、田舎ならではなエピソードで思わず笑いました。そして、田舎での普通のコミュニケーションの形をしているMさんの日常。挨拶から始まる地域住人との関係づくり。
外国人や日本人、関係なく共通していると思いませんか?
現代の取り戻したいコミュニケーションの姿でもあるかもしれませんね。

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 私たちグリーンテック協同組合は、海外の送り出し機関(入国前の研修機関)とのやり取りや、日々の業務の実体験の中で感じたことを発信していきたいと思います。ホントにちょっとしたことかもしれません。
テレビのニュースでは取り上げられないような小さなことを知っていただきたいと思います。
 外国人財(←あえて)に、興味・関心を持っていただけたらと思っています。外国人人財として日本社会に受け入れていただけるように伝えること。これが+αの役割だと感じています。

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