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公務員試験奮闘記⓪

大学2年 冬

民間と公務員、どちらにしようか…

公務員試験奮闘記を書く前に、公務員という道を選ぶまでの私の様子をお伝えしようと思う。
大学入学当初から漠然と公務員?という考えではあったが、私の先延ばしにする性格が災いし、なかなか踏ん切りがつかないでいた。

そうこうしている間に大学2年も終盤に差し掛かり、本格的に進路について考えなければならない時期となった。自宅には公務員試験予備校の広告がよく届くようになり、早めに勉強を始めた方がよい、と急かされているかのような感覚を覚えた。

公務員試験に合格するために必要な勉強時間はおよそ1000時間。毎日6時間勉強したとしても200日弱必要である。
模試が受験年の1月ごろから始まることを考えると、年内にはある程度問題が解けるようになっておかなければならない。つまり、検討する時間は着実に減ってきているのである。そんな状況で私がとった行動は、民間企業のインターンに行く、というものであった。

インターン(営業)に行ってみた私

さて、キャリアバイトから探したインターンに行くことを決意した私。その募集要項から見るに、企画立案のインターンなのかなと思っていたが、その予想は大きく外れることとなった。
行われていたのは、テレアポ。不特定多数の事業者に電話をかけ、サービスの提案をするというものであった。
まさかのガッツリ営業で私は慄いたが、まあやると決めたんだからやってみようということで、3か月間その業務に取り組んだ。

実際にその3か月間で得るものもあった。一つ目は、アポに繋がったときの達成感。二つ目は、アポを取るためにどうすればいいのかを自分で考えることと、周囲に聞くことの重要性。
しかし、この2つのメリットを差し置いても、私に営業という仕事は合わなかったようである。結果的に退職することとなった。

実際に民間企業の営業業務を体験したことで、自分には公務員が向いていると改めて感じた。公務員という道を選ぶ決め手となったという点で、このインターンシップに参加した意義があったと考えている。

いざ、公務員講座へ

時期は3月。大学内の公務員講座を受講することを私は選んだ。
授業後に受講できる手軽さと、普通に予備校に通うよりも安価だったことが理由だ。

4月から本格的に公務員講座が始まるわけだが、今回の奮闘記はここまでにしようと思う。

次回、数的処理と憲法との戦いが、始まる___



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