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2023シーズンのJ3全20クラブをおさらいしよう④ FC大阪・奈良+おまけ

新加入組だから特別枠にした訳じゃなく、単に知らないだけです。(白目)
サムネの写真は唯一現地観戦できた服部緑地。

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FC大阪

■概要

昨年順位:2位*(47得点、34失点) JFL
監督:塚原真也 → 志垣良(新任)

■オフのトピックス&雑感

IN:8名
GK服部一輝(八戸)
DF板倉洸(八戸)
DF酒井匠(ラインメール青森)
MF利根瑠偉(ヴェルスパ大分)
FWンダウ ターラ(横浜FM) など

  • OUT:12名

  • DF大桃海斗(引退)

  • MF福元友哉(→岡山) など

  • 在籍8年目にしてついにJFLの壁を突破。勝数としては奈良より多い17勝を挙げ、大阪第3のクラブとして晴れて60番目のJリーグクラブとなった。

  • キタがガンバ、ミナミがセレッソなら、彼らの本拠地はヒガシ。現在、舞いあがれ!ブームの真っ只中

  • 昇格へと導いた塚原監督はS級ライセンスの問題で勇退し強化部ダイレクターへ。バトンを引き継ぐのは昨季八戸で手強いサッカーを構築した志垣良監督

  • 凄まじいアジリティと運動量で前線を駆け回るなにわのGTR・久保には注目。

  • JFLを代表するアタッカー・ヴェルスパ大分の利根が満を持してJ初挑戦

  • 坂本や谷口、舘野などDF陣にはJ3を知る選手が揃う

  • CB酒井は左利きで楔のパスも刺せる現代型。コンスタントに出場すればさらに上のステージに行きそう。

  • 50歳のオールドルーキー村木の出場はあるか。


奈良クラブ

■概要

昨年順位:1位*(48得点、25失点) *JFL
監督:フリアン・マリン・バサロ(留任・3年目)

■オフのトピックス&雑感

IN:7名
DF鈴木大誠(徳島)
MF中島賢星(相模原)
MF堀内颯人(Honda FC)
FW高橋隆大(G大阪)
FW酒井達磨(FCマルヤス岡崎) など

OUT:7名
MF金子雄祐(→ヴェルスパ大分)
FW長島滉大(→ヴェルスパ大分) など

  • 8年目のJFLで見事優勝。関西の空白地帯についにJリーグクラブが誕生した。

  • 無失点試合が13得点数はリーグ2位と攻守ともにリーグレベルを凌駕し、負けはわずか3試合のみだった。

  • 2年目で栄冠をもたらしたフリアン監督が3年目の指揮を執る。

  • オフの出入りは最小限。派手さは無いが実績十分な選手が並ぶ。

  • クラブハウスも完成し、海なし県だが順風満帆な航海に乗り出す。

  • 注目は移籍1年目で16得点を挙げ得点王に輝いたエース浅川

  • 岡崎で14得点を挙げ浅川と得点王を争った酒井もチームメイトに。J3でも名うての点取り屋の加入でCF争いはハイレベルなものに。

  • 156cmの小兵ドリブラー高橋のデビューにも注目が集まる。

  • 地元生駒市出身のDF鈴木、奈良育英高校OBの堀内も加入。

  • 登録人数が25人とJ3の中でも際立って少ないのはリスク要因。

  • ホーム開幕戦がいきなり松本山雅。Jデビュー戦でいきなりアウェー動員の負荷テストをやることに。

リーグ全体の雑感

  • 指揮3年目の監督が鳥取の金監督と奈良のフリアン監督の2人しかいない。(金監督も2021年は途中就任なので厳密にはまだ2年目)

  • 改めて、時間をかけてチームを作る余裕がない厳しいリーグであることが明らかに。

  • JFLからの昇格組の初年度成績を見ると、最も低い八戸でも10位(/18チーム)。(最も高いのは2022年いわきの優勝)

  • JFLを勝ち上がってきたクラブは、初年度中位以上に食い込む力があると読んでほぼ間違いない。

  • JFLとの入れ替えが始まるシーズン。前半戦で下位にきたクラブは「途中補強する資金があるか否か」も重要な要素となりそう。

  • クラブの総合力が残酷に試されるシーズンになるはず。最後に笑い、最後に泣くクラブはどこになるのか…。



…なんとか開幕までに書き上げられました。笑
各クラブのサポーターの皆様、アンダーカテゴリーフリークの皆様、今年も一年楽しみましょう。
あけましておめでとうございます!

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