建設機械発達の概要(ラダーエキスカ)
1.ラダーエキスカ ラダーエキスカは河川工事特有のもので、連続バケットを有する本体がレール上を移動しながら、連続的に掘削積込みを行うものである。日本では明治時代から昭和30年代に至るまで長い間使用されて来た。能力は20t-50ps級で60m3/h、40t-100ps級で120m3/h程度である。戦前はもっぱらスチーム機関によるもので戦後製作をはめてからも浦賀製のスチームエキスカは昭和25~27年にわたって総計18台で建設省向けに製作された。昭和25年頃でもディーゼル化の努力は