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建設機械について

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建設機械に関する資料をまとめたマガジンです。
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2021年1月の記事一覧

建設機械発達の概要(ケーブルクレーンなど)

1.コンクリート打設用機械 ケーブルクレーンは戦争のため製造が中止されて以来、終戦後は昭和…

建設機械発達の概要(スクレーパ)

1.スクレーパ 終戦後、わが国で用いられたスクレーパは米軍払下げの関係から大部分はルトルノ…

建設機械発達の概要(機関車)

1.機関車 機関車は明治・大正・昭和を通じて建設工事の運搬の主力をなしてきた。建設省などの…

建設機械発達の概要(ダンプトラックその3)

3.小型建設専用ダンプトラックの出現 一般シャシに架装したダンプトラックは平担地では非常に…

建設機械発達の概要(ダンプトラックその2)

2.大型ダンプトラックの発達 昭和27年頃より電源開発において大型ダンプトラックが重用せられ…

建設機械発達の概要(ダンプトラックその1)

1.普通シャン型ダンプトラック ダンプトラックの採用は戦後である。軍用としては戦時中にカム…

建設機械発達の概要(ラダーエキスカ)

1.ラダーエキスカ ラダーエキスカは河川工事特有のもので、連続バケットを有する本体がレール上を移動しながら、連続的に掘削積込みを行うものである。日本では明治時代から昭和30年代に至るまで長い間使用されて来た。能力は20t-50ps級で60m3/h、40t-100ps級で120m3/h程度である。戦前はもっぱらスチーム機関によるもので戦後製作をはめてからも浦賀製のスチームエキスカは昭和25~27年にわたって総計18台で建設省向けに製作された。昭和25年頃でもディーゼル化の努力は

建設機械発達の概要(タワーエキスカ)

1.タワーエキスカ スラックライン掘削機の一種である。昭和23年度に建設省は日立製2m2タワー…

建設機械発達の概要(トラッククレーン)

1.トラッククレーン  トラッククレーンは上部機構はショベルと同様であったから技術上の問題…

建設機械発達の概要(ショベル系掘削機その2)

2.1.2m3級の製作 昭和26~27年頃までは0.4~0.6m3級パワーショベルの普及期であったが、当時…

建設機械発達の概要( ショベル系掘削機その1)

1.近代的パワーショベルの発足 パワーショベルは戦前から神戸製鋼所、日立製作所などで電気式…