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ティラミスの罠と内観

先日、とある喫茶店でティラミスを注文。


いっただきまーす!

と心の中で言い放ち、パクっと。


甘くておいしいそれを大きく口をあけて

またパクっと。


あまりにがっつきが過ぎたのか、

口に運ぶときに息を吸ってしまい、

ティラミスのパウダーが喉にダイレクトアタック。


むせてしまった。


このご時世、

あまり飲食店でむせるのは気が引けちゃう。


なぜ息を吸ってしまったのだろうと

後悔しながらも僕は残りのティラミスをほおばった。



ああ、少しの不注意が小さな後悔を生み出す。


と、大げさなことを言ってみますが

実は世の中にはこういうことが

たっくさんありますよね。


「どうしてああしとかなかったんだろう。」

「もし、あれをやっていれば・・・。」


日常はこういったことの繰り返し。

だけど、それを一つ一つ防ぐのはなかなか至難の業。


人は失敗して初めて学ぶ。

そういう言葉があるように、


失敗することは仕方ない。

できないことは、仕方ない。


と割り切れるものは割り切ってます。

だけど一方で

心配性と徹底主義の性格はまだまだ健在です。



人の価値観はそう簡単には変わらない。

大事なのは、すぐに軌道に戻って前に進められるか。


自分のあれや、これやを否定も肯定もせず。


ただそこにあるものと認めてしまう。

一つのことで視野を狭めてしまうことは

こうすると防げる気がしています。



僕はさんざん不器用散らかしてきましたし、

今もどう頑張ろうと不器用なのは変わりません。


ですが、

その不器用に目を向けまくっていたら

自分が見たい景色まで見えなくなってしまいます。



そこにある確かなもの

それによって生じた感情


それはただ、存在しているだけ。

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