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屋号決めました―"Grass Pillow Books" #3

こんにちは!
この記事を覗いてくださってありがとうございます。
「本屋を開きたい」を管理しているまるへいです。

……と、言いたいところですが、屋号を決めたので、

Grass Pillow Booksのまるへいです。

と挨拶させていただきます。

〇これまでのこと

僕は今年に入って体調を崩してしまい、
この先何をして生きていこうか、何が自分にとってより良い生き方なのか、そんなことをもやもやと考えていました。そんな時ふと、

「あ、本屋さんがいいかも。」

と、自然にその選択肢が浮かんできました。

今までの人生で、本屋を開きたいなんて微塵も思ったことはなかったけれど(本や本を取り巻く環境は好きでした)、
本屋さんなら、自分が心地良く生きていけそうな予感がしたのです。

〇えいやっ!!で、インスタ開設

本屋さんになることは決まったので、じゃあインスタでもやっておくかという感じでアカウントを作ったのが、2024年の2月頃。
屋号は後で決めることにして、ひとまず「本屋を開きたい」という名前で登録しました。

インスタでは、自分の本の好みを知ってもらうために、今まで僕が通過してきた本を投稿しています。

屋号も決まっていない、場所も決まっていない、いつ開くかも決まっていない……。そんな、ないないづくしでしたが、

投稿にいいねをくださったり、フォローしてくださったり、noteの記事を覗いてくださったりと、本当に有り難い反応をいただいています。

改めまして、いつもありがとうございます!

〇屋号について

4月になり、本格的に動いていこうということで、
まずは、屋号(!!)を決めました。

その名も、"Grass Pillow Books"(グラス・ピロウ・ブックス)

日本語にすると、草枕。

旅先で寝たりすることや、「旅」そのものを意味することもあるようです。

他にも候補はあったのですが、しっくりきたのがGrass Pillow。
直接の引用は、僕の好きな作家のひとり、夏目漱石の『草枕』からです。

全くと言っていいほど日本の小説に触れてこなかった19歳の僕に、
衝撃を与えたのが夏目漱石でした。
そして彼の作品の中で一番初めに読んだのが、『草枕』だったのです。
どうして初めに『草枕』だったのかというと、それは薄くて読みやすそうだったから……。

「本」の世界の扉を本格的に開いてくれた『草枕』。僕がする本屋さんの屋号に相応しいのではないかと。

Grass Pillowの響きも、字面もいいな~と思っていますが、草枕という意味も好きです。

草枕と聞くと、何だか広い草原の上に寝転がって、ごろごろとしているイメージが湧いてきます。

草はとてもふさふさとしていて、見上げた空は青くて、ゆっくり動く雲が時折陽光を和らげてくれる。そんな空間のお供に、一冊の本が置かれていて、ページが勝手に捲れないくらいの、静かな風が吹いている。

そんな景色いいな~と僕は思います。


Grass Pillow Books。まだ名前だけがポンッとあるみたいで、そこに含まれた意味や名前の持つ厚みみたいなものがありませんが、これからこの名前と共に活動していこうと思います。



ここまで読んでくださりありがとうございました。

これからも、インスタやnoteでゆるりと情報を発信していきますので、フォローしてくださると嬉しいです。

それではまた。


おまけ。他にあった屋号の候補。

Book Cafe くちばし / セピア / イカノメディア / Sign / ロードムービー / and Books / and you / 遠回り / スープフィールド / 通り雨 / 寄る辺
ブック発酵屋 / ブック・ファーメント / Hey books / まるブック
などなど。「本屋」「書店」「書房」「ブック」「books」そういった「本」に関わる名前を前にするか、後ろにするか、あるいはそもそも入れないか。悩ましいですね。

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