はじめてのファンミーティング

はじめてのファンミーティングというものに参加してくる。
これを書いているのは3月23日だから、今日どんなことが起きるかは何もわからない。


開演が11時のため、スムーズに現地到着できるよう一度下見をした。
有楽町。古い街のせいか、結構段差が多い。すぐ隣の銀座と比べると、車椅子にはなかなかアウェイなところである。

私は移動時間に非障害者の３倍の時間を見積もっている。待たされる・遠回りさせられる・トイレなどに時間がかかる。当日までに企業・団体に連絡を入れなければならないこともあるから、思い立って気軽に外出できるような状況ではない。
「車椅子の人って大変だよね」の”大変”の内容を具体的にすれば数日分のネタになるだろう。
そのくらい大変な思いをしていることに、果たしてどのくらいの方が思いを馳せてくださるだろうか。

その先に楽しみがあるからこそなんとか乗り越えられるものの、これが嫌で嫌でたまらない外出だったら、私はベッドから降りたくない。たとえば病院とか…

400人弱の会場、そこに立ち見客も入れて430～450人くらいだろうか。小さな会場で行われる親密なファンミーティングを今想像している。
そして毎回だが、チケットを取ってから当日までが１番楽しいのかもしれない。もちろん当日が１番楽しいに決まっているが、当日の朝になると「今日で終わってしまう」という一抹の寂しさもまた感じるのだ。

今日のこの記事を投稿し、朝食をとって身支度をし、まずは無事に現地にたどり着こう。１日楽しめるよう、工夫とちょっとした努力をしよう。そして、無事に家に帰ってこよう。
家に着くまでがファンミーティングである。

では、いってまいります！

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