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フランス語学習のロードマップ

「語学はコスパが悪い」という話を知人としたことがあって、まさにそれだと激しく同意した。
かけた費用や時間分だけ確実に身に付くかと言われたら、絶対とは言い切れない。そして、非ネイティブスピーカーは、ネイティブスピーカーにはなれない。それを考慮しても、努力を続けていけばなんとか意思疎通はできるようになる。

フランス語学習を始めて2週目に入る。
スペイン語を習い始めた時は、特に明確な目標はなく、ただ英語学習に少し飽きが出て、違う言語をやってみようかなというくらいの軽いノリだった。
今回は目標をきっちり定めている。

1年後に友人たちとフランス語で会話をする。
(ただし1年後に会えるとは限らない!)

その会話は雑談で良い。初級文法(直説法)を使った会話ができるようになりたい。
その為に今回はロードマップを設定して学習を進めている。
スペイン語の時は、まず入門~初級文法書を1冊読み通し、次に20ページ程度のスペイン語で書かれた大人向けミステリー書を音読した。
動詞の活用は現在形のみ独学して、現在もレベルキープの為にお世話になっている某語学学校でレッスンを始めた。
当時、その学校でのコースは、入門・基礎・初級・中級と設定されていて、各コースともA・Bの2クラスに分かれている。
A・Bクラスとも、それぞれ20課あり、仮に週1回レッスンをしても5ヵ月、A・Bで10ヵ月、そんなに順調に週1回できないから、1クラス終えるのに約1年かかる。
私は基礎のAから始めて、各クラス3~4ヵ月くらいで終えたが、最初の半年くらいまでは、「もう1度言ってください」のオンパレードであった。
そして間違いなく、語学学校のレッスンだけでは足りなかった。
語学学校とは別に、ネイティブスピーカーを探し、個人レッスンを依頼して、会話練習と作文の添削をしてもらった。
ずいぶんと楽になったのは学習を初めてから2年ちょっと経った頃だろうか。

つまり、同じやり方では1年後の目標に届かない。

今回、フランス語の初級文法書は夏の間に2~3度目を通しており、すべて記憶してはいないが、およそ概観している。もちろん音声教材はしっかり使用した。
今やっていることは、文法書で出てきた項目を意識しながら、基本フレーズの学習書を1日2単元進めている。わずか10~15分程度だ。これを週4日。週4日と設定したのは、疲れたり、用事があって出来ない日もあるからだ。残りの3日は既習した4日分を通して音読する。
1冊全て終えるのにだいたい11週、伸びたとしても約3ヵ月で1周する計算だ。
併せて、フランス語で朗読されている星の王子様を週に1チャプター、1日数回シャドウイング(聴いてすぐに発音)する。語学に必要な「聴く」「話す」「読む」「書く」のうち「書く」以外のすべての要素を使うことと、フランス語のリズムをつかむのに良い練習になる。
書くことに関してはSNSに投稿したり、友人にメールを送る時など、機会を増やすようにしている。
あとは、時間を見つけてフランス語の映画を観る。その時に聞こえてくるフランス語と字幕を意識する。

このような感じで、まず半年続けてみようと思う。
そして、ある程度フレーズが溜まったところで、語学学校なり個人レッスンを頼むなりして、実践練習をするつもりである。

これで1年後、中級以降で習う接続法(希望や願望、事実でないことを話す語法)までは使いこなせなくても、ある程度の意思疎通ができれば目標達成である。

途中経過はここに書いていくので、外国語を学んでみたいけど、どうしていいかわからないという方は、ぜひ定期的にチェックしてみてください。


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