継続の先に見えるもの

私はルーティンが苦手だ。
「私は朝必ず〇〇を食べるんです」とか、「毎日〇〇をしないと気が済まないんです」という方がわりとたくさんいらっしゃるが、すごいと思う。
私はそういうことができない。

簡単に言うと飽きちゃうのである。
スペイン語のレッスンは10年以上続けているが、月に数回なのでゆるりと続けられている。
三日坊主という言葉があるように、毎日コツコツ続けるというのは多分誰にとっても難しいんだと思う。

ところが、そんな私でも毎日続けていることがある。
漫画の投稿である。
なんと3年も続いている。
漫画といっても、3コマとか4コマにちゃんと分けて描いているものではなく、A4のコピー用紙を3回折った小さなエリアにちまちまと描いている。
最初はメモ帳にちょっとした絵を描いてSNSにアップしていただけだったのが、だんだんストーリーができ、今ではコマには分かれていないもののちゃんと”オチ”がつくように描いている。

出発はこれである。

それが今はこのように進化した！

継続して見ていないとこのオチはわからないかもしれないが、だいたい毎日この程度のゆるいものである。

まとめて数日分描くこともあれば、その日の分を当日描く時もある。いずれにしても3分もあれば描ける程度なので負担にはならない。ネタもそんなに困らない。考えてもせいぜい10分程度。
とはいえ、3年間も継続してできていることは自分で自分を褒めてあげたい。

そして作品を見てくれる人たちがいる。
クリエーターにとって、作品を喜んでもらえることは自分の存在を認めてくれることに等しいと思う。
毎日イイねを押してくれる人、毎日コメントを入れてくれる人、実はこっそり見ていますと言ってくれる人、この小さな漫画を通して実はたくさんの人と繋がっているんだと思うと、もっともっと続けたいと思うから不思議だね。

みなさんの願いが叶いますように。