ノフノフ

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はじめまして

 はじめまして。自己紹介は何を書いたらいいのか分からず、とても困る。何かしら、何かはじめるとき、ぶち当たるこの壁。何か書かなくてはと焦るし、誰かと比較して落ち込むし、わたしは何にもやっていない(いなかった)ことに気づく。それでも、書かなきゃいけないときは穿り出して、体裁良く書く。それを書いているときは、あんまりいい気持ちはしない。それは、わたしは「わたし」がわからないから。本当だけど、相手のもとへ行くとき本当じゃないかもしれないから。考えてみたら、いろんな「わたし」いるなと思

    • 心地のよい身体を纏う

       黄色い薄手の五分丈ニットと黄緑色の石がぶら下がったピアス。「New arrivals」って書いてあった。新しい季節を待つのは、自然で心地よい。それを着て、歩いている「わたし」を想像して気持ちが軽くなるかもしれない。その季節がやってきたら、値下がりするかもしれないそれを購入する価値はそこにあると思う。  今、まさに身にまとっているこの身体に、そんな希望がもてたら良いなと思う。先日、接骨院を受診した。なぜなら、肩凝りが酷いのと、首が痛い、そしてお腹が常に張っている感じがしたり

      • 「わたし」というカテゴリー

         この夏も教え子と関わる日々を過ごしている。        わたしに教えられることになってしまった生徒たちは、わたしのことがどれだけ好きでも、どれだけ嫌いでも、わたしに大切に育てられ、教えられることになる。わたしはいつも複雑な気持ちになる。だから、こうして学校から(生徒が)(わたしが)去った現在でも関わってくれるのは、とても嬉しい。進路や恋愛の話、家族の話、作品の話(美術科の生徒を教えていたことがある)、人間関係などをお互い、ざっくばらんに話す。これは、彼らが「生徒」であっ

        • 運動場に立ち尽くした日々を想う

           今日、オリンピック予選女子ソフトボール日本VSオーストラリア戦を観ていた。何故か、最初から最後までずっと観ていた。(コールド勝ちだったから、ソフトボールにしては短い時間で勝負がついた。)ルールが分かるのが嬉しかった。  オーストラリア戦を観ながら、運動場の土埃や炎天下、聞いたことのない体育会系あるあるな言葉を思い出していた。約3年前、わたしは某公立中学校で教諭として働いていた。その時、顧問をしていたのが女子ソフトボール部だった。コーチや監督もいたし、優勝するたびにわたしは筆

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        はじめまして

          ゆるり生活はじまる

           ひとつの波に乗り、それをこえた。 全然、読書するきがしなかった日々から抜け出して、今は溜まっている新作の小説をどれから読もうか迷っている。この波にのるために、「エリー学園」という学校を辞めたり、土日を教材研究に捧げたりした。お風呂上がりにボディクリームを塗ることさえ忘れているくらいに捧げていたのだ。しかし、月1回のエステはちゃん通っていた。  がんばることを辞めたわたしに、捧げるものがあった有り難さもあるが、何よりもそこまで尽くしたわたしは、とても勇敢だったからめちゃくちゃ

          ゆるり生活はじまる

          前髪をみじかく切る

           乗り越えなくてはならないお仕事があるとき、衝動的に前髪を真っ直ぐに自分で切る。それは、定番の儀式となっている。昨日、良く切れる布用の裁ちばさみで前髪を切った。なぜなら、今日から期末考査がはじまったからだ。テストの採点はもちろんだけれど、いろいろな細かい作業がある。その作業ひとつひとつは好きなのだけれども、「○曜日までに、提出しなくちゃいけない」となると、やはりそれなりの圧力を伴っているので、断髪式をして身を引き締める。  昨日は帰ったのが22時だった。レポート課題の提出の締

          前髪をみじかく切る

          「なにもしない」ことをした日

           最近は気候も安定しないから、余計にしんどくなる。休日は朝は寝ていて、昼起きてからぼーっとして、気がついたら外は暗くなっていた。わたしは「なにもしない」ことをした。

          「なにもしない」ことをした日

          しごとを味わう

           わたしは、何をするのも遅い。たべるのも、お風呂も、着替えるのも遅い。ねむるのも遅くて、「人々は今頃、すやすやねむっているのだろうな」と想像して焦燥感にかられてしまうこともある。目が覚めているなら、夜を満喫すると良い。自然とそう思うようになってから夜が好きになった。静かな街で過ごす時間もお得な感じがして、贅沢な気分になる。「しごと」もそうかもしれないと感じるようになった。わたしは「しごと」も、とにかく遅い。心もからだも疲れ果てて、帰路につく。ゴール(目標)が家だった。家にいて

          しごとを味わう