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ゆるり生活はじまる

 ひとつの波に乗り、それをこえた。
全然、読書するきがしなかった日々から抜け出して、今は溜まっている新作の小説をどれから読もうか迷っている。この波にのるために、「エリー学園」という学校を辞めたり、土日を教材研究に捧げたりした。お風呂上がりにボディクリームを塗ることさえ忘れているくらいに捧げていたのだ。しかし、月1回のエステはちゃん通っていた。
 がんばることを辞めたわたしに、捧げるものがあった有り難さもあるが、何よりもそこまで尽くしたわたしは、とても勇敢だったからめちゃくちゃ甘やかしてこれから暮らすことにする。(ここまで、かんばってしまった自分が怖いくらいだ。)だから、ちゃんと労って心や身体の声を聴いてあげないと身体がまた言うことを聞かなくなりそうな気がする。書き出してみるといいかもしれない。

□まず、ちゃんと寝る。
□食べたいものをおいしく食べる。
□湯船に浸かる。
□好きなことを、好きな場所で、気軽にする。
□気の置けない友達や教え子たちに会う。
□絵を描きたくなってきたから、絵を描く。
□友達にお手紙を書く。
□これからのお仕事の準備をする。など

 全て、わたしのゆるり生活のため。お仕事も楽しいけれど、勇敢に勤務したわたしをこれでもかと褒めて、苦手な夏を涼しい場所で快適に過ごすことにした。と、決めるだけだけれど、それだけで落ち着く。ほっとする。言葉にすると、身体の内側と外側がいっしょになるような気がする。 

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