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日々の学び

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ボルドリッジを学ぶうちに興味の分野が広がっていきます。そこで得た学びを共有します。一緒に学びを深めましょう。
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#ボリドリッジに学ぶ

「俊敏な経営」を実現する内の組織と外の組織の仕組みづくり

「俊敏な経営」を実現する内の組織と外の組織の仕組みづくり

 俊敏性(agility)はボルドリッジにおいて「核となる価値観と概念」の一つに含まれる重要な概念です。デジタル時代を迎えて経営にさらなるスピードが求められる環境では、 意思決定と行動を素早く繰り返す俊敏な経営が求められます。
 俊敏な経営は、agile(俊敏な)をそのままカタカナにして「アジャイル経営」とか「アジール経営」などと呼ばれることが多くあります。

 先日の経済産業ビジネススクール’時

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イノベーションのジレンマ

イノベーションのジレンマ

 ボルドリッジが最終的に目指すのは、イノベーションを生み出す組織です。もちろんイノベーションは目的ではありません。イノベーションにより、顧客や社会、すべての利害関係者に新しい価値を提供することです。
 イノベーションは重要な概念であり、DXセミナーの準備として、ボルドリッジに拘らずイノベーションについて確認しています。

 先に「イノベーションのDNA」を確認しましたが、それに先立つ「イノベーショ

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日本のイノベーションのジレンマ

日本のイノベーションのジレンマ

 ボルドリッジが最終的に目指すのは、イノベーションを生み出す組織です。実際、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーの15ページにある組織の成熟度の段階

 場当たり的 → 初期的 → 成熟した → 模範的

において、「模範的」な組織で初めてイノベーションが出てきます。

 もちろんイノベーションは目的ではありません。イノベーションにより、顧客や社会、すべての利害関係者に新しい価値を提供することです

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おもてなしの本質

おもてなしの本質

おもてなしは日本の文化、価値観で、世界的にも知られるようになって来ました。しかし、その語源にも諸説あるように、それが何であるか、おもてなしの本質は何か、というと様々な説明がなされています。(例えば「おもてなしの本質」でWeb検索)

おもてなしは英語ではホスピタリティ(hospitality)と訳されることが多くあります。

星野リゾート代表の星野佳路氏が講演で話されていた一つの解釈は、「ホスピタ

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