コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/3/16)
ISS、キリンHDへの株主提案の一部に賛成
【注目ポイント(記事一部引用)】英投資運用会社フランチャイズ・パートナーズ(FP)のキリンホールディングスに対する株主提案で、米議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)が社外取締役1人の選任に賛成推奨したことがわかった。株主提案は27日にキリンHDが開く株主総会に諮られる。
三陽商会、新型コロナで強まる「身売り」圧力
【注目ポイント(記事一部引用)】アパレル大手、三陽商会に対する「身売り」圧力が強まりそうだ。同社に約6%出資する米投資ファンド、RMBキャピタル(イリノイ州)の細水政和パートナーがこのほど取材に応じ、社外取締役を派遣する株主提案を検討していると明かした。総合商社や同業大手の傘下で再建を進めるよう「経営への関与を強めたい」と述べた。
焦る東芝機械、余裕とジレンマの村上氏側 新型コロナで戦況変化
【注目ポイント(記事一部引用)】買収防衛策導入の是非を巡る臨時株主総会を3月27日に控え、東芝機械が焦りを強めている。敵対的TOB(公開買い付け)を仕掛けている村上世彰氏が関与するファンドへの度重なる批判を公開書簡で繰り広げ、その様子はまさに「なりふり構わず」(銀行関係者)。一方、村上氏側はここにきて東芝機械の経営陣を評価するコメントを出すなど、「大人の対応」(同)を見せている。
アスクル、独立社外取締役に4氏を選任 臨時総会
【注目ポイント(記事一部引用)】アスクルは13日、東京都内で臨時株主総会を開き、弁護士の市毛由美子氏ら4人を取締役に選任する議案を可決した。2019年8月の株主総会で経営方針を巡る対立から、筆頭株主のヤフー(現Zホールディングス)が前社長と社外取3人の再任に反対し、独立した社外取締役が不在になっていた。
ソフトバンクGの自社株買い計画、最初の重要なステップ-エリオット
【注目ポイント(記事一部引用)】ソフトバンクグループが13日発表した上限5000億円の自社株買い計画について、ヘッジファンド運営会社エリオット・マネジメントは、ソフトバンクG株の「著しい過小評価」に対処する上での最初の重要なステップだと評価した。
バーリ氏、保有する日本企業の株式を買い増し-株価の下落で好機
【注目ポイント(記事一部引用)】米ヘッジファンドのサイオン・アセット・マネジメントを率いるマイケル・バーリ氏は、新型コロナウイルスの感染拡大で株価が急落する中で、日本の中小型株の保有を継続しており、一部については買い増していることを明らかにした。
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