コーポレート・ガバナンス関連ニュース(2020/4/20)
ラクスル、なぜオリックス宮内氏を社外取締役に?
【注目ポイント(記事一部引用)】印刷・物流サービスのスタートアップ、ラクスルが社外取締役にオリックスの宮内義彦シニア・チェアマン(84)を迎えた。新興企業が上場企業の大物経営者を社外取締役に据えるのは珍しい。宮内氏は、どんな役割を担うのか。日本取締役協会の会長でもある宮内氏とラクスルの松本恭摂社長(35)の2人に聞いた。
親子上場「解消」を材料視 コロナ禍の株安、親会社を後押し
【注目ポイント(記事一部引用)】神経質な展開が続く東京市場で、「親子上場の解消」が投資家の新しい物色先として浮上している。コーポレートガバナンス(企業統治)改革が求められる中で株安が進み、親会社が株式を取得しやすくなるとの見立てだ。コロナショック相場が始まってから約2カ月。混乱を経て、投資マネーの一部は冷静に「次」に照準を合わせている。
コロナと企業統治 JDIに立ちはだかる2つの壁
【注目ポイント(記事一部引用)】経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)に2つの壁が立ちはだかっている。新型コロナウイルスの感染拡大で事業環境が悪化していることに加え、13日には不正会計に関する第三者委員会の調査報告書を公表し、ガバナンス(企業統治)の改善も新たな課題として浮上した。
取締役の専門や経験ひと目で キリン・電通ら一覧表
【注目ポイント(記事一部引用)】取締役候補の専門知識や経験を一覧表にまとめた「スキルマトリックス」を株主総会の招集通知に掲載する企業が増えている。12月期決算企業ではキリンホールディングス(HD)や資生堂、電通グループ、クボタなどが2020年から載せた。財務や事業戦略など取締役に期待する能力を分かりやすく示し、取締役会での議論や株主との対話の活性化を狙う。
ソフトバンクG株取得、米エリオットの狙い
【注目ポイント(記事一部引用)】ソフトバンクグループ(SBG、9984)は13日、新型コロナウイルスの感染拡大による経済低迷で投資先企業の評価損失が膨らみ、2020年3月期(前期)の最終損益が7500億円の赤字(前の期は1兆4111億円の黒字)になったもようだと発表した。そんな逆風下で、同社株式を取得した米投資ファンド、エリオット・マネジメントの出方に注目が集まっている。
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