ヒラノマリエ

北海道の東側のまちに恋をした北海道出身者。 東のどこかで、穏やかに、でもほんのすこし楽…

ヒラノマリエ

北海道の東側のまちに恋をした北海道出身者。 東のどこかで、穏やかに、でもほんのすこし楽しく暮らしていたいだけ。

マガジン

  • 日々を綴る

    「書くことを続ける」ために、特にテーマは決めず毎日その瞬間に書きたいと思ったことを書いてみています。2023年1月スタート。どれだけ続くかな。

  • わたしの好きな斜里

    Twitterで「#わたしの好きな斜里」というハッシュタグを使い、北海道斜里町の好きなところをつぶやいています。 ここでは、そのタグと一緒に載せた写真をひとつずつ振り返りながら、ちょっとした文章を添えてみています。

最近の記事

  • 固定された記事

「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」斜里町上映

「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」という映画を斜里町で上映するための実行委員会に参加して、準備を進めている。 全盲でありながら、実際に美術館を訪れ会話をしながらアート作品を楽しむ、という独自の鑑賞法を編み出した白鳥さんと、その友人、美術館で働く人たち、新たに白鳥さんと出会った人たちを追いかけた、ドキュメンタリー作品だ。 ベストセラー書籍「目に見えない白鳥さんとアートを見にいく」を原案にしており、映像作家の三好大輔さんとノンフィクション作家の川内有緒さんが共同監督とし

    • 忙しない春に思う

      4月が、なんだかとても忙しない。 「新年度」とは言うものの、年度が変わるとともに人員配置が変わるとか、そういうことがほぼない人生を送ってきたので(高校も3年間ずっとクラス替えなしだったことを今思い出した)、そもそもこんなにもいろいろと変化を感じる4月を迎えること自体が初めてかもしれない。というくらい、久しぶりだ。 ここまでの人生の中で、「一貫性」みたいなものが、わたしにはまったくない。やってきたことはバラバラで、もちろん、それらを選んできたわたしなりの理由はあるけれど、あと

      • いい写真を撮りたい。

        2023年12月上旬に出張で東京と新潟へ行った。 その1ヶ月前くらいから出張の話が出始めて、同じころ、東京で開催されるとあるワークショップの案内を目にした。これまでも何度か開催されていて興味のある内容ゆえ気になっていたけれど、参加するには至っていなかった。毎回あっという間に定員に達してしまう、という人気ぶりであることは、知っていた。 今回開催されるいくつかの日時の中に、ちょうど、出張の日程とうまく合わせられるかも、という日があった。 「前後が土日になるように調整したり、

        • 小さな氷の塊

          朝起きてスマホをだらだらと眺めると「流氷」の文字があちこちで飛び交っていた。遮光カーテンが苦手で、うちの窓にはすべて薄手の白いカーテンを使っている。なので、カーテンを開けずともよく晴れていることがわかる。今朝はかなり冷え込む予報だったし、外は気持ちいいだろうな。散歩したいな。 そんなことを考えながらもやっぱりてきぱき動き始める気にはなれなくて、のんびり午前中を過ごす。有意義に過ごしたいと思いながらも、なんやかんやで結局こんなふうに過ごす週末が多い。 正午過ぎにだんだんお腹

        • 固定された記事

        「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」斜里町上映

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        • 日々を綴る
          21本
        • わたしの好きな斜里
          10本

        記事

          ゆらゆらした関係

          ゆらゆらと揺れ動いている人が好きだ。 というか、自分は「ぶれない芯のあるタイプではない」という自覚があるので、近しいオーラを感じて安心するのだと思う。 ときどき食事をしに行く店の店主が、まさにそんな感じの人だ。情熱的に見えるときもあれば冷静に見えるときもある、尖ってるなあと思いきや保守的な側面も垣間見える。 いつの間にか何かと気にかけてくださるようになり、店を訪れるたびいろいろなことを話すようになった。ヒラノ家いい感じ、好きだなあ、など嬉しいことをいつも言ってくれる。ご自

          ゆらゆらした関係

          書くことについての本と働くことについての本を読んで決めたこと

          2024年がスタートして、早くも2週間が過ぎた。お正月は特に何かいつもと違ったことをしたわけでもなく、仕事始めはパタパタしながらも昨年と同じように作業をこなしているうちにあっという間に過ぎていって、また連休があって、やっぱりわたしは特別なことをするわけでもなく過ごして、この1週間でやっと周囲を見まわしても通常運転に戻ってきたような気がしている。流れてくるニュースを目にするたびにぎゅっとした気持ちになるけれど、わたしにできることは少ない。生活を続けて、仕事をして、誰かに喜んでも

          書くことについての本と働くことについての本を読んで決めたこと

          日々を綴る (21)

          「日々を綴る」ことを続けたいという気持ちはありつつも、20回まで書いてぱったり止まってしまっていました。 「忙しい」というのは完全に言い訳で、いつまでもだらだらと惰性で仕事をしてしまったり、ただただスマホをぼんやり眺めて別に欲しくもない情報を入れてしまったりしていました。 そんな日があってもいいとは思うけど、時間のコントロールがうまくできていないという自覚があるのにも関わらずその状態が続くのは本当によくないなと思うので、ここらでいい加減リセットします。という気持ちも込めて、

          日々を綴る (21)

          日々を綴る(20)

          流氷が、ずいぶんと早く去ってしまいました。 「ちょっと沖に離れちゃったね」というレベルではなく「これはもう、今年は戻ってこなさそうだね…」というレベルです。わたしは流氷と一緒に過ごすのがまだ3回目なので、わかったようなこと言ってるんじゃないよと叱られてしまいそうな気もしていますが、そんなわたしでさえそう感じるレベルということです。本当に、儚い。 昨日は午前中だけ出勤して午後は半休を取ったのですが、用事を済ませたのち、16時半頃から30分ほどの時間を海岸で過ごしていました。

          日々を綴る(20)

          日々を綴る(19)

          すっかり毎日書かなくなってしまいましたが、また書こう、という気持ちがやっと少し戻ってきたのでnoteを開きました。最後に更新したのは2月6日なので、20日ほど放ったらかしにしていたようです。そう思うと月日の流れは本当にはやい、と感じます。日々を記録することにどんな意味があるかはわたしにもよくわからないままですが、昔の日常生活を知るのってちょっと楽しいよなあ、とは思うので、わたしのなんでもない日々の記録も、いつか面白がられる日が来たりするのかもしれません。 前回の記事を書いた

          日々を綴る(19)

          日々を綴る(18)

          2月を迎えました。この季節といえば、なんといっても流氷です。1月中旬を過ぎた頃からいつも以上に海の様子が気になるようになってきて、仕事前や休憩時間中に海岸へ行く頻度が増えました。1月下旬になってもゴーッという海鳴りがよく聞こえて(自宅から海までは1.5kmくらいあるけれど自宅から一歩外に出るだけでよく聞こえる)まだだなあ、とわかっていても見に行ってしまう…みたいなことをひたすら繰り返していました。 あるときからその轟音が聞こえなくなって、海岸へ行ってみると、波の雰囲気ががら

          日々を綴る(18)

          日々を綴る(17)

          1月ももう間もなく終わりを迎えます。1月2日から書き始めて、結局毎日は書けていませんが、今日で17回目の更新。月の半分以上は書いたということで、これまでの不規則更新に比べたらずいぶんと書く頻度は増えました。2月以降もとにかく書けるだけ書いてみることにします。 先週、写真撮影ミッションがありスキー場へ行ってきました。斜里町のスキー場といえばもちろんウナベツスキー場。わたしの好きな海岸からもよく見える、3本のコースがあるスキー場です。リフトで上まで登るとオホーツク海が目の前に広

          日々を綴る(17)

          日々を綴る(16)

          斜里で先週、朗読会のイベントがおこなわれていました。 会場は自宅からも職場からも近いところにあって、開始時刻は18時。仕事のあとに直接会場に向かおうと思っていたけれど、いろいろあってそのまま職場からライブ配信を聴くことにしました。 コロナ禍を経てよかったなあと思うことのひとつは、オンライン配信が増えたことだと思っています。もちろん現地で聴く音とか感じる温度とかには敵わないのかもしれないですが、アーティストのライブにしてもトークイベントにしても講演会にしても、地方在住の身とし

          日々を綴る(16)

          日々を綴る(15)

          時間が過ぎるのがはやいです。はやくてびっくりしている。今日は午前中だけ仕事を休みにしました。今は9時。10時から予定があるのですが、その前に少しだけ海を眺めに行くかどうか迷っています。今日は風が強くて雲もかかっているので海岸には誰もいないだろうと予想しています。極力他の人と鉢合わせしたくないので、いつもそういうタイミングを狙って海岸へ向かいます。誰かがいてもまあいっか、と気にならない日もあるし、ああ車が停まっているなあ、やめておこう。とスルーして帰ってくることもあります。

          日々を綴る(15)

          日々を綴る(14)

          空いてしまいましたが、今日も黙々と書いてみます。毎日書きたいと思っているものの、習慣を変えるのは簡単ではないみたいです。毎日書くという新しい習慣を身につけることは難しくないのかもしれないですが、一方ですでに体に染みついてしまっている習慣を変えるのはけっこう難しいなあと感じています。変えるというか、「いつもこうしているのをやめる」というか。やめるのはいつだってできる、みたいな言葉がありますが、もしかするとそんなことはないのかもしれません。 わたしにはミニマリスト的な思考やライ

          日々を綴る(14)

          日々を綴る(13)

          冬の散歩が好きです。と言いつつこの冬はあまり歩いていなかったのですが、先週末、朝にふと思い立って久々にじっくり歩いたらとても気持ち良かったので、調子に乗って(?)この週末も歩く時間を設けました。じっくり歩くとはいっても、だいたい1時間半、8000~9000歩くらいです。距離にすると6~7kmくらい。都会に住んで車を持たない生活をしていればきっと余裕で超える数字だと思います。 散歩ルートはそのときの気分と天候によって決めますが、いろんなパターンを楽しむことができます。 穏やか

          日々を綴る(13)

          日々を綴る(12)

          昨夜も「日々を綴る」を書いていたのですが、「このままでは夜にぼーっとしたまま書くサイクルから抜け出せない…」と思い、途中で切り上げて残りは翌朝に書くことにしました。 今日は曇りの朝。少しだけ雪がちらついています。 毎月第2金曜日に、道の駅しゃりの前で「ふらっとナイト」というイベントが開催されています。昨日で第295回目、とのこと。1997年11月に始まったそうです。丸25年経過しているということですね。不測の事態もきっとたくさんあったであろう中で「途切れることなく続けている

          日々を綴る(12)