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歩いた記憶と歩く理由
歩くのって気持ちいいな、と思うようになったのは、いつからだろう。
19歳で免許を取って割とすぐに車を買って、数年乗って、手放した。
それからしばらくは車がなくても不便のない便利な町で暮らして、思い返せばこの頃はよく歩いていたかもしれないけれど、特段それが楽しいとは感じていなかった。
さらに数年後に便利な町を離れて、「車がないとけっこう不便だよね」という土地を転々とし始めたくらいから、歩くこと
オホーツク海に続く道と斜里岳に続く道
天に続く道、というのが斜里町の近年のおすすめスポットとしてよく挙げられている。
まるで空にのぼっていくかのような、まっすぐ続く道。その道の先が天まで続くように見える…という、知床や斜里町に興味のある方ならきっと耳にしたことがあるであろう絶景スポット。
季節によってはその道の先にちょうど夕陽が沈むタイミングがあるなど、確かに綺麗な景色が楽しめる。けど、ひねくれているわたしは、天に続く道に立ち寄る
知床の夏の隙間を探す
春先に斜里町の新しいキャッチコピーを考えてくださいと言われて、「ふたつの町がある町」と回答した。
斜里町には「斜里」と「ウトロ」という、まるっきり異なる特徴をもったふたつの町があるように思えてならない。ふたつの町の距離は約40km。斜里から網走、斜里から川湯温泉、斜里から女満別空港まで行くのと変わらない。
本当は途中に朱円、峰浜、日の出などの魅力的なエリアがあって、ふたつと言い切るのにはちょっ
斜里岳を眺めながら通勤
いろんなタイミングに恵まれて、市街地の真ん中あたりのとても便利な場所で暮らすことができている。
この住まいは、初めて斜里に来て町の中を散歩していたときに見て「こんなところに住めたら最高だなあ」と思っていた、まさにその住居である。
10代の頃は自分の人生に対してとても悲観的だったけど、20代30代と年齢を重ねるにつれてなんだかとても運が良くなっていっている気がしてならない(調子に乗らず、これから
本当に運が来る気がする来運神社
町内の中でわたしがよく訪れる場所のひとつ・来運神社。自宅から車で約15分。たぶん以久科海岸の次くらいの頻度で、ここに足を運んでいる。
市街地から斜里岳に向かっていくルートでもあるので、毎回異なる山の様子を眺められるのも好きなところのひとつだ。自宅のそばからも斜里岳は見えるけれど、近くで見るとまた雰囲気が違ってとても良い。
きっといろんな人が思っていることだと思うけれど、斜里岳は、かっこいい。
なぜか落ち着く場所、以久科海岸
#わたしの好きな斜里 というハッシュタグを2020年8月頃から使い始めてから半年以上経つ。町で日々生活しながら「いいな」と感じたことを書いたり写真を添えたりしているけど、中でもいちばん多いのが以久科海岸の写真のような気がする。
初めて来たときから、この海岸がいちばんほっとする。どうしてかは自分でもよくわからない。
斜里町市街地から4kmくらいのところにある海岸。海岸の手前には以久科原生花園があ