日々を綴る(43)6月12〜13日
6月12日
仕事後に海岸へ行ったら、学生の姿があった。波打ち際のあたりを行ったり来たりしながら何だか楽しそうな様子の高校生がふたり。わたしは生まれてから海のない街で18年間を過ごしたので放課後に制服のまま海岸へ行くなんて経験をしたことがない。どんな会話をしているんだろうなあ。町ですれ違う見知らぬ人へ声を掛けることに対してはずいぶん抵抗がなくなったけれど、若者に対しては気を遣ってしまう。
気付いたらまわりにはいろんな花が咲いている。原生花園を歩きたい。
6月13日
雨。午後には雷が鳴っていた。昨日の暖かさの反動でますます寒々しく感じる。夕方外に出た後輩に「外、め…っちゃ寒いです!」と言われ、自転車での帰宅だったので覚悟して外に出ると「ちょっと肌寒いな」くらいで、やはり寒さ耐性の方があるのだな、などと嬉しくなってしまった。
実際のところは、皆が薄着すぎるからだと思っている。インナーウェアの使い方にこだわりのある自分が、けっこう好きだ。
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