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自己犠牲型リーダーが悪い2つの理由

日本人に多い自己犠牲型リーダー。表面的には「思いやりがある」「部下思いの上司」と高評価な部分もありますが、多くのリーダーがプレイングマネージャーの日本ではそれだけでは「良きリーダー」とは認定されません。

※プレイングマネージャーとは

マネージャー(管理者)でありながら、プレイヤー(実務者)であることを指す。つまり「個人としての業績」と「チームとしての業績」の二つの課題を与えられている。チームの成果とは売上といった「数字としての成果」と人材育成や潤滑なコミュニケーションなどの「数字にならない成果」があるため課題は膨大にある。

なぜ自己犠牲型のリーダーが「良きリーダー」として認定されないのでしょうか。その理由は2つあります。


1. リーダー自身がストレスを溜めるようになる。
2. 個人の成果が上がらなくなる。

1. リーダー自身がストレスを溜めるようになる。

「こんなに頑張っているのに」「うちのチームは全然使えない」と次第にストレスを溜めるようになり、「リーダー対チーム」という対立構造が生まれる。するとお互いが努力すればするほど対立や分断が生まれる。

2. 個人の成果が上がらなくなる。

自己犠牲型のリーダーはタスクに追われ、個人の成果を出しにくくなる。すると部下からは「自分もできないくせに」「あの人がなぜ上司なのか」という目線で見られる。では反対に個人の成果をあげれば良いかというとそうではない。プレイングマネージャーは「リーダーとしても個人としても成果を出さなければいけない」のだ。


良きリーダーは個人の成果とチームの成果の両方をあげられるリーダーであり、自分が我慢して努力すれば良いというのは大きな間違いです。自分を大切にしないリーダーは決して成果を上げられないし、長い目で見てチームを導くことはできません。「自分を大切にすることが苦手だ」と感じるのは日本人の特性ですが、それを踏まえた上で、これからは是非自尊感情を大切にして欲しいと思います。

以上自己犠牲型のリーダーが悪い2つの理由でした。

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●参考文献:スタンフォード式 最高のリーダーシップ




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