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08:チームメンバー選定

何から始めようか?

前回の07:はじめの一歩で、チームへ参画してくれるメンバーの顔合わせと、各々が持っている技術でチームとしてどんなことができそうか?というイメージの共有まではできました。

メンバー集めまでは完了しましたが、僕は全員と面識があって直接話したこともある仲だったけど、メンバー間での面識はまちまちでした。
YATAI UNITを制作した時もそうだったけど、何かしらの共通の目的を持った時に色々なことが加速的に動き出すことを体感的に知っていたことと、まずはチームでどんな物が作れるのかを試すという意味としても、とりあえずやってみよう!というメンバーの考えから、一旦みんながそれぞれ欲しいものとか出し合って、そこから着手していくことになりまりした。

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▲各自がなんとなく考えていた作りたいものリスト

リストに出したように、ネタとしてはめちゃくちゃ個人的に欲しい物が集まりました。(今更だけど、メカ大仏とかネタすぎるw)
とりあえずのスタートをさせるには、十分な量が出たのでこのアイデアを元にしつつ、実行に移すためのチーム編成を考えました。

チーム編成

チーム編成のベースとして、僕の中で成功体験とも言えるYATAI UNITを制作した際のバランスを考慮しました。 
あの時は「モバイル屋台が欲しい」という、明確な目的があって、テーマオーナーとして全体のディレクションをする僕がいて、その考えをデザインに落として設計する部分を足立さんが担当して、設計図を元にして実際にプロダクトを制作する部分を戸高さんが担当しました。
という具合に06:事業者行脚でも書いた、以下の3つの役割をそれぞれのチームに属する人から選出して、チーム編成を考えました。

Direction Team
:チームでのものづくりの全体の工程管理やチームビルディングなどディレクションを担当(基本的にはテーマオーナー)
Design Team:作るものやコンセプトのデザインを担当
Creative Team:出来上がったデザイン案を元に制作を担当

▲3つのチームのそれぞれの役割

まずは、Creative Teamが制作する物のコンセプトやディティールを詰めるためにDirection/Design Teamの2つを掛け合わせた最小限の人数で、3チームを編成しました。

tameno アイデアボード

▲3つのチーム編成

いよいよ始動

チーム編成は完了したので、いよいよ各チーム毎でプロダクト制作に向けた動きが始動していきました。
全体で僕を入れて12名に及ぶチームになっていたので、各チームの進捗を追うためにも、これまでMessengerで行ってきたメンバー間のコミュニケーションもSlackへと移行しました。
中には一度も使ったことがないという人もいて、完全に移行するまでになかなか時間がかかってしまいましたが、今では無事に運用ができています。

スクリーンショット 2021-10-04 2.10.22

▲運用中のSlack画面

基本的には、ディレクション担当が制作するプロダクトについてのMTGの設定や進捗を管理していき、MTGを重ねながら各チームで一つずつ制作するプロダクトを選定して、そこからCreative Teamのメンバーに適宜参画してもらい形にしていく流れを想定して、一旦期間を区切って動き始めました。

次回は、各チームでのプロダクト選定や全体の進捗管理の難しさにぶち当たった09:あれやこれやと試行錯誤へ続きます。 


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