Yoshiki Goto

『GO-TO WINE』代表 NYワインプロデューサー/ プロコーチ/ワインバーのマス…

Yoshiki Goto

『GO-TO WINE』代表 NYワインプロデューサー/ プロコーチ/ワインバーのマスター/ 時々寿司職人

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マスターソムリエ達からの気付きと学び

先日、私の経営するgo-to wine & shop & barに、世界最高峰のソムリエであるマスターソムリエが4人集結するという凄い出来事がありました。これは例えると、どこかの小学校の野球チームにメジャーリーガーが4名も来るくらいスゴいこと。 マスターソムリエとはマスターソムリエ(通称:MS) とは、世界最高峰のソムリエ資格で、飲料サービスにおけるプロ中のプロ。世界中にもまだ300名に満たない人数しかおらず、日本在住の日本人としてはまだ存在しないほどの超難関資格。 (外国

    • コーチングを受けて人生が変わった話

      私は2022年4月から9月までの半年間、コーチングスクールに通い、認知科学に基づくコーチングを学んでおりました。 その年の2月に50歳の誕生日を迎え、これからの先の人生がある程度見えてきた感がありました。とは言え、人生100年時代の現代においては、まだ人生の折り返し地点を回ったばかり。自分の人生まだまだ終わっていないし、これからももっと刺激的な人生にしたいと思っていました。そんな時に見つけて強く惹かれたコーチングスクールの門を叩きました。 コーチングスクールでの日々そこで

      • ニューヨークワイン専門店、はじめます!

        12月18日(日)に東京都世田谷区経堂にニューヨークワインを専門に取り扱うワインショップ『go-to wine shop & bar』をオープンします。 場所は小田急線経堂駅の農大通り商店街にあり、駅からは徒歩5分。 日本唯一のニューヨークワイン専門店このお店は私が代表を務めるニューヨークワイン専門インポーター『GO-TO WINE(ゴートゥーワイン)』のスピンアウトとして、日本唯一のNYワイン専門ショップ&バーをオープンします。 50種類以上のニューヨークワインに加えて

        • 「ワインを仕事にする」ということ

          ワイン業界にいるとよく耳にする話です。 ワインはとっても魅力的で楽しい世界である一方、それを生活の糧として生きていくの難しいという現実はあります。(もちろん、超一流のソムリエやワインを生業にして成功している一部の人たちはおります) 私は、ニューヨークワインのインポーターをしており、ワインスクールでも講師もしております。現在、コーチになるために、コーチングを勉強しております。 私は、10年前に全くワインとは関係ない世界からワイン業界に飛び込みました。そのため、この業界の素晴

        マスターソムリエ達からの気付きと学び

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        • ニューヨーク ライフスタイル
          1本
        • ニューヨーク
          4本

        記事

          コーチング モニター募集

          来月10月にプロコーチになるために、現在有料セッションモニターの最終募集しております。(10/10まで) 今年4月に始まったコーチングスクールで様々なバックグラウンドを持つ80名以上の同期と共に学び、コーチになるためにそれぞれが自身の「現状の外のゴール」を設定し、ものすごいスピードで変化していくのを目の当たりにしています。 私もコーチングを通して、自分自身のアイデンティティが変わり、これまでとは仕事のゴールは大きく変わりました。そして、今日現在も大きなチャレンジに向けて、

          コーチング モニター募集

          コーチングで、日本の食文化を世界へ

          今年4月から学び始めたコーチングも10月の卒業に向けて佳境に入ってきました。モニターセッションも重ね、少しずつコーチングの面白さがわかると同時に、その責任の重さに怖さも感じるようになりました。卒業に向けての最後のヤマ場は、コーチとしてゴール設定です。 コーチとしてのゴール設定1ヶ月以上の間、この課題について考え抜き、同期達やメンターとも何度も議論を交わしました。そしてやっと辿り着いたのがこのゴール。 初めた頃はコーチングに興味がある人がいたら、誰にでも提供するのかと思って

          コーチングで、日本の食文化を世界へ

          ソムリエと職業定義

          「あなたの職業は何ですか?」 「〇〇にあるXXというレストランで、ソムリエをしています。」 たぶん、ソムリエにとってこれらは一般的なやりとりだと思います。 しかし、これは職業定義として、正しいやりとりでしょうか? 私は現在、認知科学コーチングのプロコーチになるために学校で学んでおります。本業はニューヨークワインの輸入。日本ソムリエ協会の「ソムリエ」資格も持っております。 このnoteでは、認知科学コーチングの観点から「ソムリエとしての職業定義」について考えてみたいと思い

          ソムリエと職業定義

          認知科学に基づくコーチングとは

          「コーチング」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか? 一般的には、スポーツ選手のメンタル・トレーナーや、企業が仕事の効率やパフォーマンスを上げるために行う社員への教育を思い浮かべる人が多いと思います。選手やクライアントの設定したゴールに向かって一緒に伴走し、彼らの悩みに対して共感、傾聴してサポートする。しかし、これはコーチングというよりも、本来はカウンセリングに近いものです。 認知科学に基づくコーチングとは認知科学に基づいたコーチング(以下コーチング)とは、認知科学に

          認知科学に基づくコーチングとは

          ゴール設定が超絶下手だった話

          「今年の目標は?」 新年になる度に、誓いを新たに決めようとする今年の目標。 しかし、この歳になると、仕事の売上目標、収入UP、ダイエット、海外旅行、新しい資格の取得程度のことしか思いつかず。大した目標も決めないまま、2月、3月となってしまっておりました。 ゴール設定が苦手だった理由これまでの人生で様々なゴール設定をしてきて、達成出来たものと、出来なかったこと、いろいろあります。私の人生を振り返ると、勝率30%程度の感覚。そして、その時にはこのゴールを達成することが全てと思

          ゴール設定が超絶下手だった話

          NYワイン、をプロデュース

          「あなたは何屋ですか?」 今年4月から「認知科学に基づくコーチング」を学んでいます。 現在は徹底的にコーチング理論を学び、自己適用するフェーズです。 その中で、頭を悩めたのが上記の職業定義についての質問。 職業定義コーチングにおける職業定義とは、「自分の機能を社会に提供すること」。仕事のゴールを設定する上で、これは非常に大切な要素です。 私の場合は、「ニューヨークワイン・インポーター」でした。 しかし、ここで疑問が生まれます。 私が社会に提供している価値はなんだろう?

          NYワイン、をプロデュース

          ニューヨークらしさってなんだろう?

          ニューヨーカー達の宴 先日、ニューヨークの超一流レストンランで経験を積んだ2人のシェフ・米澤文雄氏(No Code)&富永暖氏( 京都 Another C)、と私の扱うニューヨークワインのコラボイベント『THE NEW YORK NIGHT』を開催しました。 現在、我々には東京に拠点となるお店がないので、レンタルキッチンを借りての一夜限りのディナー・イベント。お客様も16名限定の一体感のあるイベントでした。キッチンは本格的で、ダイニングスペースの雰囲気や形式もバッチリ。隅

          ニューヨークらしさってなんだろう?

          スーパーボウルCMに見る時代の変化

          スーパーボウルアメリカ最大のスポーツイベントと言えば、アメリカンフットボール・NFLの優勝決定戦「スーパーボウル」。アメリカでは毎年年間最高視聴率を取るスポーツゲームの域を超えたイベントになっています。 試合だけでなく、ハーフタイムショーや番組中に流れるCMも毎年大きな話題になります。たった30秒のCM枠も6〜7億円するようで、各社この日のために最高のCMを制作。また、スーパーボウルのCMは世相を反映しているとも言われています。 今年イチ良かったCM私が今年一番良かったと

          スーパーボウルCMに見る時代の変化

          ワインで世界を旅しよう!!

          『世界を旅するワイン展』ってご存じでしょうか? これは伊勢丹新宿店が毎年春先に開催する、 世界中の珍しいワインが一堂に会するワインの祭典。 その数はなんと、1,000種類以上‼ 当社GO-TO WINEも出展し、ニューヨークワインを販売いたします。 【世界を旅するワイン展2021】 日時:3月17日(水)〜 3月22日(月)    10:00〜19:00 (最終日は18:00終了) 場所:伊勢丹新宿店 本館6階 催事場 フランス、イタリア、ドイツなど有名国はむしろ少な

          ワインで世界を旅しよう!!

          Clubhouseの熱狂とNYワイン

          つい先日、彗星の如く現れ、日本中のイノベーターたちを熱狂させているClubhouse。 すでにクラブハウス廃人なんていう言葉も出るくらいのめり込んでいる人達もいるみたいですね(笑)。昨日も夜中の3時半に目が覚め、アプリを開いたらずっと喋っている人達が大勢いてびっくりしました。 Clubhouse内でも、なぜこれほどまでに急速に広まっているかのを多くの人が解説をしています。それを聴いていて、このClubhouseの熱狂感はNYワインの面白さとも共通点があると思いました。

          Clubhouseの熱狂とNYワイン

          なぜ極寒のニューヨークでワインがつくれるのか?

          「NYみたいに寒いところでワインつくれるの?」 ニューヨークのワインを販売していてよく聞かれる質問の一つです。ニューヨークというと冬の大雪や極寒の中でのタイムズスクエアでのカウントダウンなどが有名だからか、NYは寒いというイメージを持つ方が多い気がします。 もちろん答えは ”YES‼” NYでも美味しいワインが造れます。 ワインを造るために最も重要なのはブドウ栽培です。寒い冬のイメージの強いニューヨークですが、夏はブドウを成熟させるための十分な気温はあります。そして、ブ

          なぜ極寒のニューヨークでワインがつくれるのか?

          400年の時を超えて花開く、ニューヨークワイン

          ニューヨークワインと言うと新しいイメージが強いと思いますが、実は400年以上の歴史があるのはご存じですか? その歴史はカリフォルニアワインよりも遥かに長く、長い冬の時代を超えて、いま花開き始めたばかりなんです。 黎明期(17世紀初旬~19世紀前半)入植者時代(17世紀初旬) 16世紀にアメリカ大陸東海岸から入植したヨーロッパ人が自分たちで飲むために、その地で自生するアメリカ系品種でワインを造り始めました。ニューヨークでワイン造りが始まったのは17世紀初旬。 しかしこれらの

          400年の時を超えて花開く、ニューヨークワイン