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コーチングで、日本の食文化を世界へ

今年4月から学び始めたコーチングも10月の卒業に向けて佳境に入ってきました。モニターセッションも重ね、少しずつコーチングの面白さがわかると同時に、その責任の重さに怖さも感じるようになりました。卒業に向けての最後のヤマ場は、コーチとしてゴール設定です。

コーチとしてのゴール設定

1ヶ月以上の間、この課題について考え抜き、同期達やメンターとも何度も議論を交わしました。そしてやっと辿り着いたのがこのゴール。

コーチングで、「日本の食文化で世界へ」

初めた頃はコーチングに興味がある人がいたら、誰にでも提供するのかと思ってました。しかし、コーチはクライアントにやり方の全くわからないような本音の挑戦を強く要請し、そのゴールに向かって責任を持って伴走する存在です。クライアントに本気の挑戦を要請する以上、コーチングは誰にでも提供出来るものではないのです。

「私はコーチングを通して、何を実現したいのか?」
「誰のために、自分の生命時間を使いたいのか?」

私がお金を払ってでもやりたいと思うことは、「日本文化の海外伝播」と「食とワイン」です。

私はNYに住んでいた14年間はマンハッタンで空手を教えており、その頃は空手の技術だけでなく、日本文化を海外に伝えていると思っていました。武道で学ぶ、調和や平和の精神はこれからの世界にとって益々大切なものになっていくと信じております。

NY在住時には世界中の食文化を身近に感じる機会に恵まれ、その面白さを知りました。そして、今はニューヨークワインを日本に輸入・販売しているので、「食」は文化としてだけでなく、農業、産業、ビジネス、ライフスタイルなどとも密接に繋がっていることを知り、私が最も興味のある領域です。

いろいろと考え抜いた結果、「日本の食文化をもっと海外に広める」というゴールを設定しました。

「日本の食文化」を選んだ理由

日本の食文化はいまや、世界に誇れる日本文化の代表的存在。海外観光客の訪日目的第一位も「日本の食」です。これは日本の未来にとって大きな武器なので、今後この武器をもっと磨いていくべきです。

日本の食文化が素晴らしいのは和食だけでなく、世界中の料理を日本流にアレンジする能力の高さや、日本の料理人達の腕前と志の高さだと思います。日本には海外で修行をしたシェフも多く、中には本場の味を凌ぐレベルのお店も珍しくはありません。

私は仕事柄、日本のいろいろな飲食店や食品関係のお店とお付き合いがあります。日本にはあまり知られていない素晴らしいお店や、ユニークなお店がたくさんあり、それを知る度に興奮します。

こんなお店を海外から来る人に紹介したら大喜びだろうなとか、NYでお店を出したら絶対売れるだろうなとかいつも想像します。実際、外国人の友達やNYのワイン生産者などを連れて行く度、いつも大喜びしています。

私が目指すもの

「日本の食文化を世界へ」というと行政や大企業のキャッチコピーに多いですが、私が目指すのはそんな上から下への施策ではありません。

食の世界に携わる人のほとんどが個人商店や中小企業規模で頑張っています。普通に商売をしていては海外を目指すチャンスは少ないですが、今の時代はいろいろな可能性が増えていると思います。私はコーチングを通して、更に上を目指して頑張っている人たちの後押しが出来ると信じています。

日本の食文化に携わる人たちが現状の外にゴールを設定して、それぞれのやりたいことを本気でやり出したら、絶対面白くなります。既にニューヨークにはたくさんの日本食レストランが出来たり、活躍する日本人シェフもたくさんいます。しかし、日本にはもっと色々な食文化や人たちがいるので、まだまだ可能性はたくさんあると思います。

日本の食文化をもっと海外に広めることで、日本の飲食・食品業界はもっと面白くなるだろうし、インバウンド市場も活性化するはず。日本の食文化はその可能性を秘めています。

コーチングで出来ること

コーチングは現状を打破して、人生を大きく変えるためのメソッドです。
現状には満足しておらず、更に大きな挑戦や新しい挑戦を目指す人たちを、脳のメカニズムを利用して、ゴール達成に向けて伴走します。

コーチングでは、本当にやりたいこと(want to)や才能を抽出して、自分ひとりでは考えることの出来ないゴールを設定します。そして、脳内での認知処理を変えることで、行動の変化に繋げます。(私もコーチングを学んで、努力、気合、想いだけでは人生が変わらない理由がよくわかりました。)

人間は歳を重ねるにつれ、変わろう思ったり、もっと成長したいと思ってももなかなか思うようにいきません。それは、やらなければいけないこと(have to)が増えたり、居心地のいい現状(コンフォートゾーン)から抜け出せないからです。そこを脳のカラクリを利用して、変化させていくのがコーチングです。

コンサルティングのように、戦略案やコンテンツ、ノウハウを提供するものではありません。カウンセリングのように、共感・傾聴し、悩みに寄り添うようなものでもありません。ティーチングのように、知識や技術をトレーニングして出来るようにするものでもありません。

今は、コロナ禍によって世の中が大きく変化する時代です。食に関わる仕事をしている人達もその影響は多大で、変化をしなければ生き残ることが難しくなっています。こんな時代だからこそ、自らが変わっていく手段であるコーチングが役立つと信じております。

コーチングをしたい人達

私は今後、「日本の食文化を世界へ広める」ために、プロコーチとして日本の食文化をもっと面白くしていく人達をサポートしていきます。

次のような人たちが対象です。
日本の食文化に対する熱い思いを持っていれば、プロ/アマ問いません。

  • 食の世界に携わり、世界を目指して活躍したい人

  • 日本の食文化を世界に広めたい人 

  • 日本の食文化に関する領域で、新たな方向性を模索している人

ここで言う「日本の食文化」とは、日本食や飲食業のことだけではありません。ワイン、食品加工業、農業、伝統工芸品など、食文化にまつわる全てのものが対象です。

「我こそは!! 」、「あの人にはぴったりだ」という方々がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さい。


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