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期待と等価交換
感情の整理がやっと終わった。
— 後藤大 👶 2/3大阪 2/21京都 ライブ (@gotodai0926) December 26, 2019
相手に感じていたモヤモヤは
けっきょく僕の「期待」だった。
期待は不満を呼ぶ。
「やさしい等価交換」
を目指していきたいな。
付き合いたての頃は喜んで料理や掃除をしていた彼女、やってもらう内に当たり前になって感謝しなくなっていく彼氏。やがてお互いに不満を持つ。
というように初めは見返りを求めていなかったはずなのに、相手からの感謝がないとモヤっとするようになることがある。
いつの間にか感謝されることを期待しているのは、自分の行動に対する価値の場所や大きさが影響、変化しているからかもしれない。
最初に期待をしていなかったのは本当だろう。
恋という力で「自分が相手に何かをしている」ということ自体に価値を感じられるからだ。周りの人や出来事と比べない価値基準を持っていると期待は生まれずにすむ。
しかし人間は嫌でも無意識にでも周りに影響を受ける。人との関係の中で。知らなかった情報や基準を知って。
影響を受けたものの分だけ自分の外側にあるものと比べて価値の場所や大きさを考えるようになる。
時間が経ち恋の力が弱まった頃に「人と人」の要素が大きくなってくる。「恋愛関係」から「人間関係」になるということだ。
「関係」の中で価値は等価交換になる。そこで与える幸せのみに集中して見返りを全く求めないことはなかなか難しい。
本当はそれができればいいのだけれど、きっとほとんどの人が等価交換からは逃れられない。そう仮定した時に重要になってくるものが2つある。
ひとつ目は価値観を確認し合うこと。
関係の中で「期待をしない」ためには、相手から返ってくるものが自分の与えるものと等価、またはそれ以上だとわかっている必要がある。
ここで実際に確認をしないと、相手がこれをしてくれると勝手に思い込んで受け身で待つことになる。つまり期待だ。
期待をすると足りなかったギャップの分だけ不満が生まれる。つまり感謝がないとモヤっとするようになった状態だ。
お互いに確認をしておけば約束や信頼にできる。
ふたつ目は自分の行動に対する価値自体を下げてしまうことだ。
人は自分がやったことは客観視した時の30倍も大きく価値を見積もる性質がある。これでは等価交換をする時に確認をしたとしても不満が残ることになりかねない。
しかし等倍で見ることができれば、できることなら「大したことない」ぐらいまで思うことができれば、もし相手から大したものが返ってこなくてもそんなに返ってこなくても大丈夫だなと思えて不満が出ることはないだろう。
要は「してあげた」と思わないで済む選択を自分がすることだ。
最強は「自分がやりたいから何も返ってこなくても、断られても幸せ」という等価交換から外れた基準で行動すること。
次にいいのは等価交換の中で相対的に自分の行動の価値を下げ、相手の行動の価値を上げてしまうこと。
最後に確認をしあって信頼や約束に変えてしまうこと。仕事ではここがとても重要になってくる。
僕らは人や環境と関係せずにはいられない。影響を受けずにはいられない。
その中でどれだけ他人や自分に期待をせずにいられるかで幸福度は大きく変わってくるのだろうな。
読んでくれてありがとうございます:-D
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