BよりAが好き

「Aを好き」という時に、似ていたり真逆の何かを持ち出して「Bよりも」と付け加えてしまうことがある。

聞いている側としてはほんとうにいらない情報なのだけれど、いざ話す側になるとそっちの方がより「好き度」が伝わる気がして無意識にやってしまったりする。

昨日もそういうツイートをしてしまって後で気づいて消した。

星野源さんがラジオで「BよりもAが好き」という時は「BよりもAが好きな自分」の話にすり替わっている時だと言っていて深く納得した。

確かに昨日のぼくも「自分が持っている感情」を出したいが故にBという存在を持ち出していた。

伝えるということに集中するのならば聞き手にとって余計な情報は削っていくほうがいいし、どうせなら「Bより」の話をするスペースでAの良さをひとつ増やせばいい。

自分が思っているよりも削ったほうがいい場面は本当にたくさんあるなあと改めて思い知ったのでした。


よかったら投げ銭感覚でサポートお願いします:-)