恥ずかしくなるぐらい
BUMP OF CHICKENの15年前のライブ映像を見てMCで「若い…!」と思った。
人の行動や発言を聞いて「若い」と言うのは好きではない。その人自身の思いを無視した見方だと思うし、見下している感じがするからだ。なので極力使わないようにしている。
ただ今回に関しては僕の感覚と比べてではなく、今の藤原基央さんの話し方や言葉選びと比べてという観点だ。成熟している今を知っているので15年前の映像は事実として青い。
ELLEGARDENの昔の映像も細美さんがライブを止めてまでセキュリティーのスタッフを退場させたりしているけど、今はスタッフと一緒に作り上げようという包容力を感じる。
二人とも当時は喋るのも早口で、口調もきつくて、自我が強い。
何年も前の自分の発言や映像を見ていると恥ずかしくなったり、なんであのときこんなこと言ったんだと悔やんだりするのだけど、自分が好きだったり尊敬してる人も昔はそうだったんだとわかるとなんだかすこし安心した。
みんな至らない時代があり、少しずつ変化して、成長していく。
そしてそれはその時々、本気でそう思って発言や行動をしてきたからだ。手を抜いてごまかしたり、目を背け続けていたら、変わるきっかけも勇気もつかめない。
あの頃は若かったなあと思えるのは、自分なりに一生懸命やってきた証なのだ。
だから振り返ると恥ずかしくなるぐらいに今を心から生きたい。
読んでくれてありがとうございます:-D
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