科学と信念
科学が発展したこの御時世、いろいろなことが判明してきてる。
例えばオートファジー。16時間何も食べない時間作ると免疫機能が向上して健康になれるってやつだ。他にも快眠法や筋トレがもたらす好影響など、際限なく出てくる。
そしてツイッターではインフルエンサーたちがこれをやるべきだあれをやるべきだと毎日啓発している。そういうのを見ていると、自分の生活でしていることが全て間違っているかのような感覚に陥ってくるし、結局どれを取り入れたら良いのかわからなくなってくる。情報過多なのだ。
山口周さんが科学は現代における宗教だと述べていた。その通りだと思う。
キリスト教、イスラム教、科学みたいな感じ。科学を信仰している人は「科学的根拠」という魔法のワードに弱い。
その科学は生活を豊かにしているか。ストレスになっていないか。この基準を見失ってはダメだ。
科学が言う「8時間睡眠をしよう」とおじいちゃんが言う「睡眠は5時間が良いぞ」も大きな違いはない。二つの異なった信仰があるだけ。自分に合う方を選べばいい。
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信念はあるべきだ。自分にとって何が大事かをわかっている人は人生の大きな選択を迷わないし、情報に流されることもない。上手に生きる上で必要な道具だ。
ただ、信念に「正しさ」は必ずしも必要ではない。
好きな芸能人のやっていることを真似してみるだとか、この人のいうことは面白いなと思った人のアドバイスに従ってみるとか。そのくらいのハードルでいい。
正しいか正しくないかという基準は一旦おいといて、自分にあっているかあっていないか、そこが一番大事だと思う。
誰をシャーマンにするかは自分次第なのだ。
読んでいただきありがとうございました。